さあ、いよいよ引っ越し当日です。おおまかな梱包は早めに済ませ、身の回りの生活必需品の梱包だけを当日におこないましょう。身の回りのものは新しい部屋でもすぐに活躍するので、取り出しやすいよう一番最後にトラックに乗せます。
そうすれば段ボールだらけの部屋の中で慌てずにすみます。最近は引っ越し会社の方が梱包をしてくれるサービスも増えてきているので、忙しい人はそういったサービスを頼むのもよいでしょう。
携帯電話などで連絡は常にとれる状態にしておき、すみやかに引っ越しができるように心掛けましょう。特に3月などは引っ越しがとても多い季節なので作業員も大変忙しくしています。時間を守ることは基本的なルールですが、作業中も声を掛け合ったり、てきぱきとした応対をするなどしてお互い気持ちよく引っ越しできるようにしましょう。
賃貸物件とは、あくまで「借りものの部屋」です。今まで住んでいた部屋に感謝の気持ちを込めて、入居時よりもきれいにするつもりで掃除をしましょう。トイレ、洗面所などの水周りはカビ取り剤などを使い、入念に。部屋がきれいだと、敷金の返金額が多くなる場合もあります。
家具などが置いてあった場所のフローリングに傷がついていた時は、家具専用のクレヨンなどで補修作業を行いましょう。窓枠はガムテープでゴミを取り、水で洗い流すときれいになります。白い壁の画鋲の穴などは、事務用品の修正液を塗るとほとんど目立たなくなります。
さあ、いよいよ引っ越しの当日です。一番最後に梱包するのは生活用品になります。歯磨き用具、洗面用具、食器、普段着、布団などです。また、盆栽や観葉植物の荷造りも引っ越し当日の朝になります。ペットはトラックで送るのではなく、飼い主と一緒に新居に行けるように工夫しましょう。意外に忘れがちなのが物干竿です。後で取りに戻らずに済むように、家の中だけではなく外もしっかり点検しましょう。
掃除には古新聞が大活躍します。余っても捨てられるので、多めに用意しておきましょう。床掃除には、細かくちぎった古新聞を水で濡らして床をはけば、驚くほどきれいになります。窓ふきにも古新聞が大活躍します。濡らした古新聞で窓を磨くと、とてもキレイになります。古いTシャツやタオルも雑巾になったり、梱包材となったりと大活躍です。 |