賃貸契約をしている場合、解約の申し出は常識として1カ月前、物件によっては2ヶ月前となっています。解約申し出から1カ月〜2ヶ月分の家賃を納めるのが慣例となっている場合が多いからです。
新しい部屋も契約日から家賃が発生しますので、ぐずぐずしていると家賃を二重に払うことになります。賢く引っ越すためには、きちんとした計画をたて、二重払いの時期をなるべく短くして、無駄な出費はできるだけ抑えましょう。
引っ越し会社の紹介をしてくれる不動産会社などもあります。しかし見積もりはどこの引っ越し会社でも無料なので、知人に聞いたり、イエローページやインターネットなどで探し、納得のいく値段が出るまで「合い見積もり」を取ってみましょう。ただ安いというだけではなく、自分の大切な物を預けるのですから、会社の営業マンの人となりもあわせて選びましょう。何かトラブルがあったとき、きちんと対応してくれるかも大切な基準です。
「引っ越しします」と知らせると、仲のよい友人などは率先して手伝ってくれますね。引っ越しを通してコミュニケ−ションが深まったり、楽しい思い出づくりになることもあるうえ、友人に頼めば人件費もかからないし、車も貸してもらえたりしますので、これはとてもありがたいことです。
しかし、時にはトラブルになってしまうこともあります。善意でトラックを貸してくれた友人が、引っ越し途中で交通事故を起こしたり、家具の運搬中に誤って足をケガすることもあります。息が合わずに作業手順が手惑うことも考えられます。荷造り、荷ほどき時には、こちらのプライバシーもかなり相手にわかってしまう可能性もありますので、これらのことが気になる場合はプロの引っ越し会社に頼む方がよいかもしれません。
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