ちゃんと段取りを組んでおかないと「住んだはいいけどお風呂に入れない」なんて困った事態になりかねません。水道会社は、前もって連絡しておかないと引っ越し当日に水が使えません。
ガス会社は、新しくガス栓を開く時には立ち合いが必要となります。「ライフライン」と呼ばれる「ガス」「電気」「水道」はとにかく生活に必要なものですので、あらかじめ手続きしておきましょう。忘れてはいけないのが、郵便局への届け出です。簡単な手続きで済むうえ、1年間は新しい住所に郵便物を転送してくれます。届け出が遅れたばっかりに、大切な郵便物が手元に届かなくなってしまったなどというミスは避けたいものです。
引っ越しの3日前位から本格的な荷造りに入ります。まず、荷造り用のダンボール、ひも、テープ類を用意します。かなり多めに購入しても途中で足りなくなるので、多少多めに準備しましょう。また、あると便利なのが新聞紙です。食器やワレモノなどの梱包、床掃除と、何かと役立ちます。
実印や通帳、保険証、パスポートなどの貴重品はひとつにまとめ、必ずなくさないように自分で持つようにしてください。引っ越し中に紛失したら取り返しがききません。荷造りの要領は、使っていないものからどんどん梱包していくことです。その際、ダンボール箱の側面2つと天蓋部分に何を入れたかを記入するのが、便利な荷ほどきのコツです。 |