毎年この日、岐阜県・長良川で「鵜飼い開き」が行われます。
松明の非でアユをおびき寄せ、飼い慣らした鵜を使ってそれを捕る、古式漁法の初日です。鵜飼いは10月15日まで連夜行われます。 ただし、満月の日は除外されます。 他の記念日 大津事件記念日 1891(明治24)年のこの日、滋賀県大津で、来日中のロシアのニコライ皇太子が、沿道警備中の巡査津田三蔵に切りつけられる「大津事件」がありました。 政府は、日露関係の悪化を恐れ、犯人に刑法116条「天皇、三后、皇太子に対し危害を加え、また加えんとしたものは死刑に処す」という「大逆罪」を適用しようとしました。 しかし大審院の児島惟謙院長は、「刑法に外国皇族に関する規定はない」とし、普通人に対する謀殺未遂罪を適用して無期徒刑の判決を下しました。 これにより司法の独立が守られ、国際的には日本の司法権に対する信頼を高めることとなったのです 京都 賃貸よりオススメでした。
気象庁の外郭団体である気象協会が1950(昭和25)年のこの日に設立され、業務を開始しました。
NHKテレビへの天気図、解説図などの提供、177天気予報サービスなどを経て、1966(昭和41)年4月、日本気象協会として統合されました。 他の記念日 リプトンの日 日本紡績協会が1995(平成7)年10月に制定。 京都 賃貸よりオススメでした。
日本アイスクリーム協会が1965(昭和40)年に制定しました。
1869(明治2)年、町田房蔵が横浜の馬車通りに開いた「氷水屋」で、日本初のアイスクリーム「あいすくりん」を製造・販売したのがこの日です。 1人前の値段は2分(現在の8000円相当)で、一般に普及し始めたのは30年後でした。 他の記念日 黒板の日 「メイ(May)ク(9)」の語呂合せ。 京都 賃貸よりオススメでした。
1828(文政11)年5月8日は国際赤十字の創始者アンリ・デュナンの誕生した日です。
1948(昭和23)年、ストックホルムで開催された第20回赤十字社連盟理事会でこの日が記念日に決定されました。 彼の祖国はスイスですが、赤十字の旗はスイスに敬意を表した白地に赤十字です。 他の記念日 ゴーヤーの日 長野県岡谷市が制定。 京都 賃貸よりオススメでした。
1888(明治21)年のこの日、伊藤圭介(植物学者)、菊池大麓(数学者)をはじめ25人の学者に博士号が授与されました。
これが日本初の博士の誕生です。 当時は論文の提出による博士号ではなく、教育への貢献を評価された名誉博士的なものでした。 博士に関する昔話 むかしむかし、クレープスという名のまずしい百姓がいました。 クレープスは、二頭のウシをつかって、車に一台のたきぎを町ヘはこびました。 そしてそれを二ターレルで、ある博士に売ったのです。 百姓にお金をはらうとき、博士はちょうどごはんを食ベていました。 百姓は博士がおいしいものをのんだり食べたりするのを見て、とてもうらやましくなってきました。 (博士になると、こんなにおいしいものが食べられるのか) そこで百姓は、じぶんも博士になることができるかとたずねました。 「おお、なれるとも」 と、博士はかんたんにいいました。 「博士なんて、すぐになれるさ」 「では、どうしたらいいのかね?」 「まず、ABCの書いてある本を買いなさい。それは、表紙にオンドリの絵がかいてある本だよ。つぎに、きみの車と二頭のウシを売って、その金で服を買うんだな。それから、ほかにも博士に入り用なものをね。三ばんめに、『わたしはものしり博士である』と書いた看板(かんばん)をつくらせたまえ。そして、きみの家の戸口にくぎでとめるんだよ。あとはそうだな、なにをきたれてもどうどうとして、博士らしくしていればいい」 百姓は、博士からいわれたとおりにしました。 こうして百姓が、博士のまねをはじめてから、いくらもたたないうちに、ある金持ちの金がぬすまれました。 みんなは金持ちに、ものしり博士の話をしました。 その人はこれこれいう村に住んでいて、きっとその金がどこにいったかを知っているにちがいありませんと。 そこで金持ちは、さっそくウマ車にウマをつながせて、その村にでかけていきました。 そして百姓にむかって、ものしり博士かとたずねました。 「そのとおり、わたしがものしり博士です」 「では、わたしといっしょにいって、ぬすまれた金をもういちどとりもどしてください」 「よろしい。しかし、妻のグレーテもいっしょにつれていかなくてはなりません」 「ああ、いいですよ」 それからみんなは、いっしょにでかけました。 みんなが金持ちの家につくと、食事の用意ができていました。 そこで百姓もまず、いっしょにごはんを食ベることになりました。 「よろしい。しかし、妻のグレーテもいっしょに」 と、百姓がいったので、グレーテといっしょに食卓(しょくたく)にすわりました。 このときそこヘ、一ばんめの召使い(めしつかい)が、ごちそうのはいった大ざらをはこんできました。 すると、百姓はおかみさんをつついていいました。 「グレーテ、あれが一ばんめのだ」 それは、あれがいちばんはじめのごちそうをもってきた人だという意味だったのです。 けれども召使いのほうでは、「あれが一ばんめのどろぼうだ」と、いっているのだと思いました。 しかも、その召使いがほんもののどろぼうでしたので、おそろしくなってきました。 そして、ヘやから出るとなかまにいいました。 「あの博士はなんでも知っている。まずいことになっちまったぞ。やつは、ぼくのことを一ばんめのだとぬかしたんだ」 そこで二ばんめの召使いは、ヘやに入るのがいやでたまりません。 でも、入らないわけにはいきません。 次の召使いが大ざらをもってはいってくると、百姓はおかみさんをつついていいました。 「グレーテ、あれが二ばんめのだ」 この召使いも、おなじようにおそろしくなってきました。 そこで、はやくへやからとびだしました。 そして、三ばんめの召使いが入ったときも、百姓はいいました。 「グレーテ、あれが三ばんめのだ」 さて、四ばんめの召使いは、百姓がいつ自分たちが犯人だというか、こわくてこわくてたまりません。 そこで、ものしり博士にむかって、そとまできてくれるようにと目くばせしました。 百姓がそとにでると、召使いたちは四人とも、金をぬすんだのはじぶんたちだと白状しました。 そして、 「もしあなたがつげ口さえしなければ、ぬすんだ金をそっくりかえすばかりか、たんまりお礼をします。さもなくば、わたしたちの命にかかわります」 と、いったのです。 それから、四人は百姓を金のかくしてあるところヘ案内していきました。 よろこんだものしり博士は、もういちどテープルにつきました。 そしていいました。 「ご主人。わたしはいま本で、どこに金がかくされているかさがしてみましょう」 けれども、五ばんめの召使いは暖炉(だんろ)にもぐりこんで、ものしり博士がもっとたくさんほかのことがわかるかどうかきいてみようとしました。 博士はすわったまま、ABCの本をひらきました。 そして、あちこちめくってオンドリをさがしました。 でも、なかなか見つからないので、いいました。 「おまえはなかに入っている、でてきなさい」 すると、暖炉のなかにいる召使いは、じぶんのことをいうのだと思いました。 そして、ひどくおどろいてとびだすと、大声でいいました。 「この人は、なんでも知っている!」 ものしり博士は、金持ちに金がどこにあるかを知らせました。 けれども、だれがぬすんだかはいいませんでした。 こうして、ものしり博士は両方からたくさんの金をお礼にもらいました。 そして、とても名高い男になったのです。 他の記念日 コナモンの日 「こ(5)な(7)」の語呂合せ。 京都 賃貸よりオススメでした。 |
|