2010年1月13日(水) 08時22分07秒 |
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1946(昭和21)年、高級たばこ「ピース」が発売されたのがこの日です。 発売当初、他のたばこは4円、ピースは10本入り7円でパッケージは鳩のデザインでした。 日曜・祝日のみひとり1箱に限って販売されていましたが、東京・有楽町の売店では、1000箱が1時間で売り切れたといいます。
たばこに関する昔話
むかしむかし、アメリカのインディアンにタバコがすきで歌の上手な、クロスカップという男がいました。 ある日クロスカップは、用があって海をわたることになりました。 でもクロスカップは、あまり泳ぎが上手ではありません。 そこで、 ♪ほうい ほうい。 ♪海をわたりたいが わたしはあまり泳げない ♪お礼はするから だれかわたしをのせてくれ ♪ほうい ほうい 海岸に立って歌うと、クジラがやってきました。 「海のむこうまで、のせていってくれないか?」 「おやすいご用だ」 クロスカップをのせたクジラは、ぜんそく力でおよぎ出しました。 「しっかりと、つかまっていてくださいよ」 「だいじょうぶ。おまえの背中はひろいから」 クロスカップはクジラの背中の上で、きざみタバコをパイプにつめると、プカリ、プカリと、ふかしました。 やがてむこうに、めざす島が見えはじめた時、きゅうにクジラのスピードがおちました。 「おや? どうしたんだい?」 「このまますすめば、おなかが海のそこにつかえてしまいます」 心配そうに、クジラがいいました。 「なあに、だいじょうぶさ」 クロスカップがわらっていうので、クジラはまたすすみました。 でも、やっと島についた時、クジラはやっぱり、あさせにのりあげてしまいました。 「ほら、あなたのせいですよ。もう、海にもどれなくなってしまった。どうしよう・・・」 クジラは、シクシクとなき出してしまいました。 「心配するな、わたしが海にかえしてやるから」 と、いうと、クロスカップは背中からすベりおりて、クジラの頭をかかえると、すごい力で、 「えい、えいっ!」 と、おしたのです。 すると、 「ズズッ、ズズズーッ」 クジラはすべり出して、海にプッカリとうかびました。 「さて、のせてくれたお礼に何をあげよう?」 クロスカップが聞くと、クジラはちょっと考えていいました。 「あなたの持っている、パイプとタバコをください」 「よかろう」 クジラはパイプをくわえて、よろこんで帰っていきました。 みなさんは、クジラがしおをふくと思っているでしょう。 でも本当は、クロスカップにもらったパイプをふかしているのですよ。
2010年1月12日(火) 08時27分17秒 |
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スポーツ用品のメーカー、ミズノの直営店・エスポートミズノが1994(平成6)年に制定しました。 1911(明治44)年のこの日、オーストリアのレルヒ少佐が、新潟県の高田陸軍歩兵連隊の青年将校にスキーの指導をとりました。 これが、日本人初のスキーとなりました。
雪に関する昔話
さむいさむい北の国に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。 「おじいさん、たった、ふたりきりですと、さびしいですねえ」 「そうだね。せめて、子どもでもいれば・・・」 おじいさんとおばあさんには、子どもがひとりもいなかったのです。 「ほら、外を見てごらん。子どもたちが雪遊びをしているよ」 窓から外を見ると、外はまっ白。 雪が一面につもっていて、子どもたちが、大きな雪だるまをつくっていました。 「おばあさん。わたしたちも雪だるまをつくろう」 「そうですねえ。でも、おじいさん。それならば、帽子をかぶって、手ぶくろをはめて、長ぐつも、ちゃ一んとはいている、かわいい女の子をつくってみましょうよ」 「うん、そうしよう」 おじいさんとおばあさんは、うれしそうに外へ出ると、庭のまん中に雪を集めて、それはかわいい、本物そっくりの雪の女の子をつくりました。 「さあ、この子になんていう名まえをつけようか?」 「そうですねえ」 おばあさんがいったときです。 「わたしは、カーチャ」 突然、その雪の女の子が口をきいて、手をあげると、おじいさんとおばあさんに飛びついてきたのです。 白いほっペたは、みるみる桜色になり、炭でつくった黒髪と大きな黒い目は、本当の黒髪と目になりました。 おじいさんとおばあさんは大喜びです。 さっそく、女の子を家に連れてくると、 「カーチャ、おまえは、うちの子だよ」 そういって、洋服をつくってやったり、リボンを結んでやったり、新しい長ぐつを買ってきて、はかせたりして、それはそれは、大事に育てることにしたのです。 ところが、どういうわけでしょうか。 冬が終わって、春がきて、雪がすっかりとけてしまうころになると、女の子は、なんだか元気がなくなって、家の中でジーッとすわっているのです。 やがて、北の国にも夏がやってきました。 「カーチャ、森へ遊びにいきましょう」 近所の友だちが、女の子を呼びにきました。 「いやよ。外は暑いんですもの」 「まあ、カーチャ、森へいけば涼しいわ。小川の水は冷たくて、いい気持ちよ」 みんなが、いいました。 「そうだよ、カーチャ。たまには外で遊んでおいで」 おじいさんもおばあさんも、いいました。 そこで女の子は、しぶしぶ、みんなと森へ出かけていきました。 でも、ほかの子は、お日さまの下で花をつんだり、走ったりしているのに、女の子は、たったひとり、一日じゅう小川で足をひやしていました。 「カーチャったら、おかしな子ね」 タ方になって、森の向こうにお日さまが沈みました。 「さあ、今度はたき火をして、みんなでたき火の飛びこえっこをしましょう」 と、だれかが、いいました。 「わたしが一番よ、ほら」 「わたしが二番よ、ほら」 三番めが飛んで、四番めが飛んで、 「あら、カーチャがまだね」 とうとう女の子の番になりました。 「どうしたの、カーチャ、飛ばないの? 飛ベないの? こわいの?」 女の子が、いつまでたっても、ジーッと、たき火の火を見ているので、みんながいいました。 「わかったわ。カ一チャは、たき火がこわいのよ。弱虫なのよ」 「そうよ、そうよ。カーチャは弱虫よ」 女の子は悲しそうに、みんなを見ました。 「・・・弱虫じゃないわ」 女の子は、とうとう決心をして、火の上を飛び越えました。 ピョーン。 「ごらんなさい、飛んだでしょ。弱虫じゃないわ」 ところが、女の子は、たき火を飛び越したかと思うと、みるみる桜色のほっペたが白くなって、うすくなって、やがて手も足もからだも消えてしまいました。 寒い冬の雪から生まれた女の子は、ちょうど、雪がとけるように、消えてしまったのです。
2010年1月11日(月) 08時14分31秒 |
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お正月、年神様にそなえた鏡餅を、一家円満を願いながらお雑煮やお汁粉にして食べる日です。 鏡餅を刃物で切るのは切腹を連想されるために敬遠され、手や木づちで割ったり、砕いたりします。
(他の記念日)
蔵開き 商売をする家で、新年初めて蔵を開き、商売繁盛を祈ります。
塩の日 1569(永禄11)年の、武田信玄と交戦中の上杉謙信が、武田方の領民が今川氏によって塩を絶たれていることを知り、この日、越後の塩を送ったとされています。この話が、「敵に塩を送る」という言葉のもととなりました。
厚生省発足記念日 1938(昭和13)年、戦局拡大で国民の体力向上を図る為に厚生省(現在の厚生労働省)が発足しました。2001(平成13)年の中央省庁再編によって労働省と合併し、厚生労働省となりました。
2010年1月10日(日) 08時23分39秒 |
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福岡の食品会社ふくやが制定しました。 1949(昭和24)年のこの日、前年に創業したふくやは、研究を重ねてきていた「味の明太子」を初めて店頭に並べました。 ここに福岡名産の一つが誕生したわけです。
2010年1月 9日(土) 08時30分58秒 |
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1795(寛政7)年のこの日、相撲興隆の祖といわれる近代無比の名横綱・谷風(谷風梶之助)が感染のため死去したことから風邪の日と言われています。 まだ45歳で現役だった谷風は、4年間不敗の快記録を樹立、1782年まで63連勝するという無敵ぶりを誇っていました。
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