2010年1月18日(月) 08時51分20秒 |
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東京都交通局が制定しました。 1924(大正13)年のこの日、東京市営の乗合バスが東京駅への2系統で営業を開始しました。 このバスはT型フォード11人乗りで、「円太郎」の愛称で親しまれ、都営バスカードのデザインにも使われています。
2010年1月17日(日) 08時25分49秒 |
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1995(平成7)年12月の閣議で制定されました。 この年の1月17日午前5時46分、淡路島北端を震源とする兵庫県南部地震が発生しました。 いわゆる阪神・淡路大震災です。 この災害ではボランティアが活躍し、1995年は日本の「ボランティア元年」といわれました。
2010年1月16日(土) 08時17分59秒 |
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1920(大正9)年、アメリカで禁酒法が実施された日です。 プロテスタントの影響が強かったアメリカではこれまでに18の州で禁酒法が実施されていましたが、この日からアメリカ全土に施行されました。 ところが、健康へ悪影響を及ぼす密造酒の横行や、ギャング出現の引き金にもなりました。
お酒に関する昔話
むかし、あるところに、むすめがひとりある夫婦がすんでいました。 そして、むすめが結婚する日がきました。 結婚式の日には、しんせきや知りあいの人たちを、おおぜいまねきました。 さて、教会での結婚式も無事にすみ、こんどはむすめの自宅で、はなやかなお祝いのパーティーをひらくことになりました。 ごちそうが山のようにテーブルにならべられましたが、まだ、ぶどう酒が出ていません。 そこで父親が、むすめの花よめに、いいました。 「ぶどう酒がなくちゃ、どうにもならん。地下の酒ぐらにいって、もっておいで」 「はーい」 花よめは、酒ぐらにおりていきました。 そして、ぶどう酒のビンをタルの下にあてて、せんをぬいて、ぶどう酒がビンにいっぱいになるのをまっていました。 花よめは、そのあいだボンヤリと、かんがえごとをはじめました。 「わたしは、とうとう結婚したんだわ。これから九か月もすると、むすこが生まれるわ。名まえは、なんとつけようかしら? ・・・そう、チッコ・ペトリロにしましょう。服をきせ、くつ下をはかせ、かわいがって育てて。・・・でも、もし、かわいいチッコが死んだりしたら、どうしましょう。・・・ああ、かわいそうな子、どうして死んでしまったの」 花よめは、ワーッと、なきだしました。 タルのせんは、あけっぱなしでしたから、ぶどう酒は、ザアーザアーと、床にながれっぱなしです。 テーブルについていたお客たちは、いつお酒がくるのかと、まっていました。 でも、いつまでたっても、花よめはもどってきません。 「ちょっと、酒ぐらへいって見ておいで」 と、父親が、おくさんにいいました。 「そうですね。ひょっとしたら、あの子は、ねむってしまったのかもしれませんね。小さいときから酒ぐらで、よくひるねをする子だったから」 母親が、酒ぐらにおりていくと、むすめがオイオイと、ないています。 「まあっ! どうしたの? なにがおきたの?」 「ああ、おかあさん。きょう、わたしは結婚したでしょう。そうすれば、九か月あとには、むすこが生まれるわ。その子の名まえは、チッコ・ぺトリロにしようと思うの。だけどね、おかあさん。もし、チッコが死んだらと思うと、かなしくて、かなしくて」 むすめは、またも、ワーッと、なきだしました。 「ああ、かわいそうな、わたしの孫」 「ああ、かわいそうな、わたしのむすこ」 むすめとおかあさんは、だきあって、なきだしました。 テーブルについていた人たちは、いくらまっても、ぶどう酒が出ないので、イライラしてきました。 「ふたりとも、なにをしているんだ。わしが見にいって、どやしつけてやろう」 父親は、酒ぐらにおりていきました。 すると、妻とむすめは、足までぶどう酒につかりながら、だきあって、ないています。 「おい。なにがおきたんだ?」 「おとうさん、きいてください。この子は、きょう結婚したでしょう。すると、まもなく、むすこが生まれますね。そこで、わたしたち、チッコ・ペトリロって名まえをつけることにしたんです。でも、そのかわいいチッコが死んだらと思うと、かなしくて、かなしくて・・・」 「うん。もっともだ、もっともだ。かわいそうなチッコ・ペトリロ」 父親も、なきだしてしまいました。 三人が、なかなかもどってこないので、 「ぼくが、見にいってきましょう」 花むこは、そういって、酒ぐらに、おりていきました。 すると三人は、足までぶどう酒につかりながら、ないています。 「いったい、どうなさったんです!」 「あなた」 と、花よめが、いいました。 「わたしたち、結婚したんですから、むすこができるわね。わたしは、その子に、チッコ・ペトリロと、名まえをつけることにしたんです。でも、せっかく育ったチッコが、もしも死んだらと思うと、かなしくて、かなしくて。それで、ないているんです」 「はあ? ・・・」 花むこは、さいしょ、じょうだんをいっているのだと思いました。 ところが、本気でいっているのがわかりましたので、三人にどなりました。 「あなたたち三人は、そろいもそろって、なんてばか者なんだ。みんな、お酒が出るのを、まっているじゃないか。いままで、こんなばか者ぞろいとは、思ってもみなかった。ばかばかしくて、気がおかしくなる。こんなうちでは、とてもくらせない。そうだ、いっそ旅にでよう。妻よ。おまえの顔を見ずにいたら、ぼくの気も、しずまるにちがいない。旅にでて、もし世間に、おまえより、もっとばかな者がいたら、もどってきて、いっしょにくらしてやる」 花むこは、さんざんののしって、酒ぐらを出ていきました。 そして、ふりかえりもせずに、旅にでていきました。 旅にでた花むこは、ある川のたもとにつきました。 すると、小舟につんだ、はしばみの実を、大きな熊手ですくいあげている人がいました。 でも、はしばみの実は、熊手のすき間からこぼれ落ちて、なかなかすくえません。 「もしもし。熊手で、なにをしているのですか?」 「ああ、さっきから、何度もすくっているだが、ちっとも、すくいあげられないんだ」 「あたりまえですよ。なぜ、シャベルをつかわないんです?」 「シャベル? そうか、なるほどね。そいつは、気がつかなかった」 (妻たちよりも、おばかな人が、一人いた) しばらくいくと、川の水を小さなスプーンですくって、ウシにのませている人がいました。 「もしもし。そんな小さなスプーンで、なにをしているのですか?」 「ああ、さっきから、三時間もやっているんだが、ウシののどのかわきが、なかなかとまらねえんだ」 「あたりまえですよ。なぜ、ウシにちょくせつ、川の水をのませてやらないんです?」 「ちょくせつ? おおっ、それはいい考えだ」 (これで、おばかが、二人めだ) 花むこは、また、あるきつづけました。 すると、畑のくわの木のいただきに、ズボンを手にして、立っている女の人がいました。 「もしもし。そんなところで、なにをしているんです?」 「まあ、だんな、きいてくださいよ。夫が、このあいだ死んのですが、坊さんがいうにゃ、夫は天国へいったちゅうことです。そこで、わたしゃ、もどってきたら、このズボンをはかそうと思って、まってるだよ」 (三人めのおばかだ) 世間には、妻よりもばかな者が、三人もいた。 これでは、うちへかえったほうがよさそうだ。 花むこは、そう思って、うちへかえりました。 この後、うまれた子どもに、チッコ・ペトリコと名づけましたが、チッコ・ペトリコは、とても長生きしたそうです。
2010年1月15日(金) 08時21分38秒 |
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1947(昭和22)年のこの日、日本初のヌードショーが開演されました。 場所は、東京・新宿の帝都座五階劇場でした。 俗に「額縁ショー」とも呼ばれ、ヌードの女性が額縁の中で、じっとしているというもの。
2010年1月14日(木) 08時30分26秒 |
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1958(昭和33)年、南極観測の第2次越冬隊は厚い氷に行く手を阻まれ観測を断念。 1次越冬隊員は救助されたものの、15頭の樺太犬は南極に取り残されました。 しかし、1959年のこの日、タロとジロ、2頭の生存が確認されました。
犬の出てくる昔話
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。 おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。 おばあさんが川で洗濯をしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。 「おや、これは良いおみやげになるわ」 おばあさんは大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました。 そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと、中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。 「これはきっと、神さまがくださったに、ちがいない」 子どものいなかったおじいさんとおばあさんは、大喜びです。 桃から生まれた男の子を、おじいさんとおばあさんは桃太郎と名付けました。 桃太郎はすくすく育って、やがて強い男の子になりました。 そしてある日、桃太郎が言いました。 「ぼく、鬼ヶ島(おにがしま)へ行って、わるい鬼を退治をします」 そして、おばあさんにきび団子を作ってもらうと、鬼ヶ島へ出かけました。 旅の途中で、犬に出会いました。 「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」 「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」 「お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」 犬はきび団子をもらい、桃太郎のおともになりました。 そして、こんどは、サルに出会いました。 「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」 「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」 「お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」 そして、こんどは、キジに出会いました。 「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」 「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」 「お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」 こうして、犬、サル、キジの仲間を手に入れた桃太郎は、ついに鬼ヶ島へやってきました。 鬼ヶ島では、鬼たちが近くの村からぬすんだ宝物やごちそうをならべて、酒盛りの真っ最中です。 「みんな、ぬかるなよ。それ、かかれ!」 犬は鬼のおしりにかみつき、サルは鬼のせなかをひっかき、キジはくちばしで鬼の目をつつきました。 そして桃太郎も、刀をふり回して大あばれです。 とうとう鬼の親分が、 「まいったぁ、まいったぁ。こうさんだ、助けてくれぇ」 と、手をついてあやまりました。 桃太郎と犬と猿とキジは、鬼から取り上げた宝物をくるまにつんで、元気よく家に帰りました。 おじいさんとおばあさんは、桃太郎の無事な姿を見て大喜びです。 そして、三人は宝物のおかげで、しあわせにくらしましたとさ。
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