2010年3月22日(月) 08時24分02秒 |
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1925(大正14)年のこの日、東京放送局(NHK)が日本初のラジオ仮放送を始めました。 東京・芝浦にある東京高等工芸学校の仮スタジオから第一声が流れたのは午前9時30分。 これを記念して、日本放送協会(NHK)が1943(昭和18)年に制定しました。
2010年3月21日(日) 08時30分15秒 |
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3・2・1が、小学校の修業年数の6になることから、ランドセルをミニサイズに加工する店「スキップ」が記念日として提唱しています。
なお同店のミニランドセルの大きさは15×11×7センチほどで、スキップ以外でも全国20軒あまりのお店が制作をしています。
2010年3月20日(土) 08時19分18秒 |
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日本事務機械工業会が、1974(昭和49)年のこの日に日本の電卓生産数が世界一になったことを記念して制定しました。 1973年、シャープが発売した世界初の液晶表示電卓「エルシーメイト」の量産化が大きく貢献しました。
計算に関する昔話
むかしむかし、きっちょむさん(→詳細)と言う、とてもゆかいな人がいました。 ある日のこと。 きっちょむさんが町の瀬戸物屋(せとものや)にやってきて、店先のつぼをしきりとながめていました。 「うむ、なかなかいい」 いかにも、感心したようにいうと、 「どれ」 と、両方の手に一つずつ、大きいつぼと小さいつぼをとりあげて、 「番頭(ばんとう)さん。このつぼは、いくらかね?」 「へえ、ありがとうございます。左手にお持ちの大きいつぼは十両(七十万円)。右手にお持ちの小さいつぼは五両(三十五万円)です」 きっちょむさんは、大きいつぼと小さいつぼをくらベて、どっちにしようかと、首をひねっていましたが、 「よし、この小さいつぼにしよう。それ、代金の五両」 きっちょむさんは五両をはらうと、小さいつぼをかかえて店を出ていきました。 ところがしばらく歩いていくと、すぐにひきかえしてきて、 「やっぱり、大きいのがいいな。番頭さん。大きいつぼにしよう」 「はい、さようでございますか」 番頭は小さいつぼをうけとって、 「どうぞ」 と、大きいつぼをわたしました。 きっちょむさんはつぼをうけとると、そのまま店を出ようとするので、番頭が、 「もしもし。その大きいつぼは、十両でございます」 「十両。ああ、それはちゃんと、そっちヘはらったが」 「へえ?」 「はらったが」 「へえ?」 と、番頭は首をかしげました。 きっちょむさんは念をおすように、 「いいか、前にはらった代金が五両。そして、いま返したつぼが五両の品。しめて十両」 「ああ、なるほど」 と、番頭はうなずきましたが、手もとには、五両しかありません。 「はてな? ちょっとお待ちくださいまし。どうも、おかしい」 「おかしいことはあるまい。ああ、それそれ。そこのそろばんを持ってきなされ。そろばんなら、まちがうこともありますまい」 「へえ、そろばんなら、とくいちゅうのとくいで」 番頭は、ニコニコしながら、とくいのそろばんを持ってきました。 「さあ、ちゃんとおまえさんの手で、はじいてみなされ」 「しょうちしました」 「まず、小さいつぼの代金を五両はらった」 「へえ、小さいつぼが五両。たしかに」 パチン 「その小さいつぼを、いま、おまえさんがうけとったから、その値段が五両。しめて十両だ」 パチン、パチン 「へえ、たしかに十両。まいどありがとうございます」 番頭は、大きな声できっちょむさんをおくりだしました。 しかし、きっちょむさんが帰ってからも、番頭は、まだそろばんをはじいています。 「はじめに五両もらって、つぎに五両のつぼを受け取った。しめて十両。それなのに、手もとには五両」 さすがのそろばん上手も、首をひねりました。 「さてさて、ふしぎなそろばんじゃ」
2010年3月19日(金) 08時58分19秒 |
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1927(昭和2)年のこの日、アメリカで映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が設立されました。 第1回アカデミー賞は1927年8月1日から1928年7月31日までの1年間に航海された作品が対象とされ、ウィリアム・A・ウエルマン監督の「つばさ」が作品賞を受賞しました。
2010年3月18日(木) 08時59分52秒 |
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万葉集を代表する歌人の柿本人麻呂、女流歌人の和泉式部と小野小町、この3人の忌日が3月18日であると伝えられていることから記念日となっています。 精霊は「しょうりょう」と読み、死者の霊魂をさしています。
精霊(霊魂・妖精)に関する昔話
むかしむかし、ある国のお城で、お姫さまが生まれました。 王さまは国中の人をよんで、お祝いをしました。 お祝いには、十二人の魔法使いたちもやってきました。 だけどただ一人、十三人目の魔法使いだけは、お祝いによばれませんでした。 じつは、お城には魔法使いたちの使うお皿が、十二枚しかなかったからです。 お祝いによばれた魔法使いたちは、つぎつぎに進み出て、お姫さまにおくり物をささげました。 「きれいな人に、なりますように」 「やさしい心を、持ちますように」 「だれよりもかしこい人に、なりますように」 そして、十二人目の魔法使いが進み出たときです。 城中に、おそろしい声がひびきました。 「よくもわたしをのけ者にしたね。姫よ、わたしのおくり物を受けるがいい。おまえは十五才の誕生日に、つむ(→糸つむぎの道具)にさされて死ぬのだ」 十三人目の魔法使いは、そういうと消えてしまいました。 「大変だ! どうすればいいのだろう」 人々は、大さわぎです。 「待ってください。まだ、わたしが残っていますわ」 そういったのは、十二人目の魔法使いでした。 「お姫さまは死にません。つむにさされても、百年の間眠るだけ。それからりっぱな人のキスで目を覚まし、その人と結ばれるでしょう」 だけど、王さまは心配でたまりません。 「国中のつむを1つ残らず集めて、燃やしてしまえ! そして今後、つむを作ることも使うことも禁ずる」 命令を受けた人々は、つむを集めて火をつけました。 「これでよし。つむがなければ、姫もさされはしないだろう」 王さまも人々も、ホッとしました。 やがてお姫さまは、すくすくと大きくなって十五才になりました。 ある日の事です、お姫さまは一人でお城の中を歩いていました。 いくつもの階段をのぼって見つけたのは、小さな入り口です。 「まあ、こんなところに部屋があったなんて。・・・ここには、何があるのかしら?」 お姫さまは、古ぼけた部屋に入っていきました。 中にいたのは、見たことがないおばあさんです。 おばあさんは糸をつむぐ車を、ブンブンと回していました。 「まあ、おもしろそうだこと。おばあさん、ちょっとかしてくださいな」 「いいともいいとも、さあ、手をだしてごらん」 何も知らないお姫さまは、つむぎ車に手をのばしました。 そのとたん、つむぎ車のつむが、お姫さまの手をさしてしまったのです。 「イッヒヒヒヒー! うまくいったよ」 おばあさんは笑い声を上げると、どこかへ消えてしまいました。 実は十三人目の魔法使いがおばあさんに化けて、お姫さまを待っていたのです。 つむの毒がお姫さまの体にまわる前、十二番目の魔法使いの魔法が始まりました。 お姫さまは魔法の光につつまれると、その場にバッタリと倒れて、そのまま眠ってしまったのです。 魔法の光はお姫さまだけでなく、お城全体をつつみました。 そのとたんに、お城の時計がピタリと止まりました。 ネズミを追いかけていたネコは、屋根の上で眠ってしまい、料理番は料理のとちゅうで眠りました。 いえ、それだけではありません。 なんと空を飛んでいるトリも空に浮いたままで眠り、料理をあたためていた火も眠ってしまったのです。 なにもかもが眠ったお城の回りで、イバラだけがのびていきました。 そして長い年月がすぎたある日、りっぱな王子さまがイバラのそばへやって来ました。
「ここがイバラの城か。ここには美しい姫が眠っているという話だが」 王子さまがイバラを切り分けて中に入ろうとすると、トゲだらけのイバラがスルスルと動いて、王子さまに襲いかかりました。 王子さまは襲いかかるイバラを切り落としますが、いくら切り落としてもきりがありません。 とうとうイバラに囲まれた王子さまは、死を覚悟しました。 ところがそのとき、イバラはみるみるちぢんでいって、 お城へ続く道が現れたのです。 ちょうど今日が、百年目だったのです。 王子さまはお城へ行くと、お姫さまが眠っている部屋に入りました。 「なんて、きれいな人だろう」 お姫さまを見つけた王子さまは、思わずキスをしました。 すると、百年眠りつづけていたお姫さまの目が、パッチリと開いたのです。 いえ、お姫さまだけでなく、お城中が眠りからさめました。 ネコはネズミを追いかけはじめ、料理番はナベを火にかけました。 空を飛んでいたトリも、また飛び続けました。 全ての事を知った王さまは、城中のみんなにいいました。 「みなの者、魔女(まじょ)ののろいはとけたぞ。さあ、結婚式の準備をするのだ。大急ぎでな」 そしてお姫さまと王子さまは結婚して、幸せにくらしました。
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