2010年8月22日(日) 08時52分41秒 |
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1903(明治36)年、東京電車鉄道が新橋?品川間の路面電車の営業を開始しました。 この日が東京で初めてチンチン電車が走った日です。 また、日本で最初の一般道路を走る路面電車が登場したのは、1895(明治28)年2月1日、京都でのことです。 琵琶湖の水力で発電した電力で動かしていました。
2010年8月20日(金) 09時02分29秒 |
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1931(昭和6)年のこの日、銀座の尾張町交差点(銀座4丁目交差点)や京橋交差点などをはじめ、34カ所の市電交差点に、日本初の三色灯の自動信号機が設置されました。 向かって右から赤・黄・青ですが、この3色が使われたのは光の波長が長く、見やすい色だからです。
2010年8月19日(木) 08時57分44秒 |
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「バ(8)イ(1)ク(9)」の語呂合わせ。 総務庁交通対策本部(総務省交通安全対策室)が、1989(平成元)年に制定しました。 バイクの安全を考え、バイクによる交通事故の増加を防ぐための日です。 この日は日本自動車工業会によるバイクフォーラムなど、さまざまなイベントが催されています。
2010年8月18日(水) 09時16分49秒 |
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「いっ(1)ぱい(8)」(一杯)の語呂合わせから、毎月18日は北海道清酒の日です。 北海道清酒のシンボルとして「いっぺい君」という熊のキャラクターもあります。 また、日本全国の清酒の日は10月1日です。
お酒に関する昔話
たいへん、のんべえの親子がおりました。 父親もむすこも、酒によわない日はありません。 ある日のこと、父親は外で酒をのみ、べろんべろんによっぱらって、家に帰ってきました。 むすこはむすこで、親のいないまにと、さかんに、のんでおりました。 「おいっ、むすこ! 帰ったぞ。」 父親は、ふらつく足をふんばって、げんかんに立つと、むすこは、酒のはいった茶わんを持ったまま出てきて、 「はてさて、今日はどこをふらついておりましたか?」 と、いうと、 「どこへゆこうとおまえの知ったことか。それより、昼間から、酒をのみおって。おまけに、頭が二つもあるじゃないか。そんなやつには、この家は、つがせないぞ!」 と、どなると、むすこも、 「ええい、うるさい親父め! こんな、ぐるぐるまわる家なんぞ、ほしくはないわ。」
2010年8月12日(木) 08時22分53秒 |
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1893(明治26)年のこの日、文部省(文部科学省)告示「小学校祝祭日大祭儀式規定」の公布により、小学校の祝日・大祭日の唱歌として「君が代」「一月一日」「勅語奉答」など8曲が定められました。 歌詞の原形は「古今和歌集」で「君」はもともと家長や友人、愛人の意味でした。
歌の出てくる昔話
むかしむかし、中国の王さまのもとに、遠い国から一冊の本が送られてきました。 そこには、 《中国の王さまのご殿は、世界一すばらしい。でも、本当にいちばんすばらしいのは、そのお庭のナイチンゲール(なきウグイス)の声》 と、書かれてありました。 「わしの庭に住んでいるらしいナイチンゲールとやらを、今夜じゅうにさがし出してまいれ」 大臣と家来たちはご殿じゅうさがしましたが、どこにいるのかわかりません。 こまっていると、台所で働く小さい娘が、 「その鳥なら、毎晩、病気のかあさんに食ベ物を届けにいくとき、森の中でいい声で歌ってくれるわ」 と、いいました。 みんなは、娘を先頭にゾロゾロと森へ出かけました。 森の奥から、鈴をふるような、きれいな歌声がひびいてきます。 「しっ! あれがナイチンゲールよ」 娘は、枝に止まっている灰色の小鳥にいいました。 「王さまに、あなたの歌を聞かせてあげて」 娘のたのみを聞いて、ナイチンゲールは、その晩、王さまのご殿にやってきました。 ナイチンゲールは、王さまの前で歌いました。 王さまは、はらはらと涙をこぼていいました。 「なんてすばらしいのだ。どうか、いつまでもわしのそばにいてくれ」 その日から、ナイチンゲールはりっぱな鳥かごをいただいて、ご殿で暮らすようになりました。 さて、ナイチンゲールがやっとご殿の暮らしに慣れたころ、遠い国から王さまへ贈り物が届きました。 それはダイヤモンド(→ 詳細)とルビー(→詳細)で飾られた美しい金のウグイスで、ネジを巻くと尾をふって、それはみごとに歌うのでした。 「金のウグイスがいれば、わしは、なにもいらぬ」 その王さまのことばを聞くと、ナイチンゲールはまどからそっと飛び立って、森へ帰っていきました。 そうして、一年たちました。 ある晩、金のウグイスはブルルル、といったきり、動かなくなってしまいました。 王さまは医者や時計屋をよんで、なんとか金のウグイスを歌わせようとしましたが、むだでした。 心棒(しんぼう)の折れたウグイスを、もとのように歌わせることなど、だれにもできなかったのです。 それから、五年たちました。 王さまは、重い病気にかかり、だれもが王さまはもう助かるまいと思っていました。 新しい王さまも決まり、大臣や家来たちは、新しい王さまのあとばかり追いかけて歩いていました。 「たのむ。もう一度歌ってくれ。金のウグイスよ」 病気の王さまは、ベッドの中で涙をこぼしました。 そのとき突然、鈴をふるような歌声がまどのそばでひびきました。 歌っているのは、森のナイチンゲールです。 王さまが苦しんでいることを知って、なぐさめにきたのです。 ナイチンゲールの声を聞いているうちに、王さまのからだに力がわいてきました。 ナイチンゲールは、声をかぎりに歌いました。 (もう一度、お元気になって。王さま!) その晩、王さまはグッスリとねむり、新しい朝がきたときには、青ざめていた冷たいほおは、バラ色にかがやいていました。 「ありがとう、ナイチンゲールよ。これからも、たびたび飛んできて、わたしをはげましておくれ」 ナイチンゲールが森へ飛んでいったあと、家来たちがヘやへ入ってきました。 家来たちは、てっきり王さまが亡くなったものと思って見にきたのです。 元気になった王さまは、ビックリする家来たちをジロリと見回して、 「おはよう、みなの者」 と、いったのです。
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