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12月16日 電話創業の日(京都でのお部屋探しは京都 賃貸.com)

2011年12月16日(金) 08時22分08秒 スタッフブログ
 東京市内と横浜市内、および両市間で電話交換業務が開始されたのが1890(明治23)年のこの日で、東京滝ノ口と横浜居留地に電話局が設置されました。
 加入者数は、東京が155、横浜が42でした。
 ちなみに、日本初の電話は1877(明治10)年の政府内での試験通話です。
他の記念日
紙の記念日
 1875(明治8)年のこの日、東京・王子の抄紙会社の工場で営業運転を開始。
 抄紙会社は実業家・澁澤榮一が大蔵省紙幣寮から民間企業として独立させたもので、王子製紙の前身。
念仏の口止め
 正月の神様(年神様)は念仏が嫌いであるとして、この日の翌日から1月16日の「念仏の口明け」までは念仏を唱えないというしきたりがあり、この日にその年最後の念仏を行います。
京都 賃貸よりオススメでした。




12月15日 観光バス記念日(京都でのお部屋探しは京都 賃貸.com)

2011年12月15日(木) 08時19分07秒 スタッフブログ
1925(大正14)年、東京遊覧自動車会社が営業を開始したのがこの日です。
 ただし、青バスと呼ばれた東京市街自動車会社が大正の半ばにすでに貸し切り自動車を使って東京遊覧を開始しており、1日コースをはじめ、2日、3日コースなどがありました。
観光に関する昔話
むかしむかし、京都に一匹のカエルがおりました。
 もう、長いこと京都に住んでいたので、どこかちがう所へいってみたいと思っていました。
 あるとき、大阪はとてもいい所だという話を聞きました。
「よし、ひとつ、大阪見物にでも、いってこよう」
 思いたったら、もうじっとしていられません、さっそく出かけることにしました。
「よせよせ、大阪まではとても遠くて、たいへんだぞ。ケロ」
と、仲間のカエルがいいました。
「なあに、へっちゃらさ。大阪見物の話を聞かせてやるから、待っていな。ケロ」
と、いって、そのカエルは、ピョンピョンと、出かけていきました。
 ま夏のことなので、お日さまはカンカンてるし、道は遠いし、カエルはくたびれてしまいました。
 それでも、大阪をひと目見たいものと、ピョンピョンと歩いていきました。
 さて、大阪にも一匹のカエルがおりました。
 そのカエルも、もう長いこと大阪に住んでいましたので、どこかちがう所へいってみたいと思いました。
 あるとき、京都はとてもいい所だという話を聞きました。
「よし、京都見物にでもいってこようか。ケロ」
 さっそく、出かけることにしました。
「よせよせ、京都まではとても遠くて、たいへんだぞ。ケロ」
と、仲間のカエルがいいました。
「なあに、へっちゃらさ。京都見物の話を聞かせてやるから、待っていな。ケロ」
と、いって、そのカエルも、ピョンピョンと、出かけていきました。
 お日さまは、カンカンてるし、道は遠いし、カエルはくたびれてしまいました。
 それでも、京都をひと目見たいものと、カエルは、ピョンピョンと歩いていきました。
 京都と大阪の間には、天王山(てんのうざん)という山があります。
「この山をこせば大阪だ。ケロ」
 京都のカエルは、元気を出して、よっこら、やっこら、山を登っていきました。
「この山を越せば京都だ。ケロ」
 大阪のカエルも、元気を出して、よっこら、やっこら、山を登っていきました。
 お日さまは暑いし、山道は急だし、京都のカエルも大阪のカエルも、クタクタです。
 二匹とも、やっと、天王山のてっペんにたどり着き、そこでバッタリ出会いました。
「あなたは、どこへいくんですか? ケロ」
「京都見物ですよ。ケロ」
「およしなさい。京都なんて、つまりませんよ。わたしは、大阪見物にいくんですよ。ケロ」
「あなたこそ、およしなさい。大阪なんて、つまりませんよ。ケロ」
 そこで、京都のカエルは、立ちあがって大阪のほうを見ました。
「ほんとうだ。よく見ると、大阪も、京都とたいして変わらないや。ケロ」
 大阪のカエルも、立ちあがって京都のほうを見ました。
「ほんとうだ。よく見ると、京都も、大阪とたいして変わらないや。ケロ」
 それなら、いってもつまらないと、二匹のカエルは、もときた道を帰っていきました。
 でも、二匹のカエルが見たのは、ほんとうは、自分たちの町だったのです。
 えっ? なぜって、カエルの目玉は頭の上についているでしょう。
 だから立ちあがると、後ろしか見えないんですよ。
京都 賃貸よりオススメでした。




12月14日 赤穂浪士討ち入りの日(京都でのお部屋探しは京都 賃貸.com)

2011年12月14日(水) 08時15分18秒 スタッフブログ
「忠臣蔵」で有名な、大石内蔵助良雄(おおいしくらのすけよしたか)以下、四十七士が本所の吉良上野介邸に討ち入りした日です。
 1702(元禄15)年12月14日の寅の上刻(午前3時)頃のことです。
 赤穂浪士は一般的には四十七士とよばれるが、浪士の一人の寺坂吉右衛門は討ち入りに参加したが、泉岳寺にひきあげる途中で姿をけして切腹をまぬがれ、83歳まで生きています。
京都 賃貸よりオススメでした。




12月12日 漢字の日(京都でのお部屋探しは京都 賃貸.com)

2011年12月12日(月) 08時18分18秒 スタッフブログ
「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」=「いい字1字」の語呂合わせです。
 日本漢字能力検定協会が1995(平成7)年に制定しました。
 この日には、全国から募集した、この年の世相を象徴する「今年の漢字」が発表されます。
漢字に関する昔話
寺子屋(てらこや→いまでいう、学習塾  (→詳細 )へはじめてかよったむすこが、先生から「一、二、三」という字を教わって帰ってまいりました。 
  家へ帰ると、親父さんにいいました。 
「お父っつぁん、もう、先生はいらないよ」 
「そいつはまた、どうしてだ」 
「それじゃあいうけど、まず一という字は、こう一本ひく。二という字は、こう二本ひく。三という字は、こう三本ひく。何のことはない。かんたんなもんだ。習わなくても、あとは全部わかったよ」 
「そうかそうか、えらいもんだ」 
  親父は、たいへんよろこんで、次の朝になると、用事をいいつけました。 
「万八(まんはち)どのをよびたいから、ひとつ、手紙を書いておくれ」 
「はい」 
  むすこは、それから部屋に入ったきり、昼になっても出てきません。 
「どうしたのだろう」 
と、親父は、むすこの部屋をのぞいて、 
「どうじゃ、もう手紙はできたか」 
と、きくと、むすこは、 
「いいえ、まだまだです。ようやく、五百ばかりひきましたが、万ひくのには、明日まではかかります」 
「・・・?」 
  親父がのぞいてみると、むすこは紙の上に一の字ばかり、いくつもいくつもひいておりました。
京都 賃貸よりオススメでした。




12月9日 漱石忌(京都でのお部屋探しは京都 賃貸.com)

2011年12月 9日(金) 08時17分15秒 スタッフブログ
東京・神楽坂近くにある「漱石山房」が漱石終焉の地です。
 小さな公園になっており、猫塚なるものもあります。
 1916(大正5)年12月9日、夏目漱石は49歳で永遠の眠りにつきました
ねこに関する昔話
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがくらしていました。
 ある日のこと、おじいさんが山の畑で草とりをしていると、草むらに一ぴきの子ねこを見つけました。
「おおっ、かわいそうに。はらをすかせとるようじゃな。どれ、いっしょにうちに帰ろうな」
 山でひろった子ねこを、おじいさんとおばあさんは、まるで自分の子どものように、だいじにだいじにかわいがりました。
 ある日のこと、納屋(なや→ものおき)の中で、なにやらへんな音がするのに気がついたねこが、納屋へはいっていきました。
♪それやれ、みがけやみがけ、ねずみのおたから。
♪つゆのしっけをふきとばせ。
♪それやれ、みがけやみがけ、ねずみのおたから。
♪みがいてみがいて、ピッカピカ。
 納屋のゆかにある小さなあなから、ねずみたちの歌う声が聞こえてきます。
 つぎの日も、ねこは納屋にはいってみました。
 すると、キョロキョロまわりを見まわしているねずみを見つけました。
 ねずみは、ふくろからこぼれた豆をひろおうとしています。
 そのとたん、ねこはねずみにとびかかっていきました。
「ひゃ?っ!」
 おどろいたねずみは、いまにもなきそうな声でいいました。
「おねがいです。どうかわたしを見のがしてください。わたしたちねずみは、ねずみのおたからをみがかなくてはなりません。これはたいへんなしごとなんです。つかれがたまったのか、お母さんが病気でたおれてしまったのです。それで、お母さんにえいようをつけさせようと、豆をさがしに出てきたところです。お母さんが元気になったら、わたしはあなたに食べられに出てきます。それまでどうか待ってください」
「・・・・・・」 
 ねこはねずみをはなしてやりました。
「ありがとうございます。やくそくはかならず守りますから」
 子ねずみがあなの中へ帰ってしばらくすると、ねずみたちの前に、豆がバラバラとおちてきました。
 おどろいて顔をあげてみると、なんと、ねこが、一つぶ一つぶ、豆をあなから落としているのです。
子ねずみは、豆をお母さんにわたすと、ねこの前に出ていいました。 
「ねこさん、ありがとう。これでお母さんも元気になることでしょう。さあ、やくそくどおり、わたしを食べてください」
 しかしねこは、もっていたのこりの豆を子ねずみの前におくと、そのまま納屋から出ていってしまいました。
「ありがとう。ねこさん」
 ねずみの目から、なみだがポロリとこぼれました。
 それから何日かたった、ある日のこと。
 納屋のほうから、チャリン、チャリンという音がします。
 納屋の戸を開けたおじいさんとおばあさんは、目をまるくしました。
「これは、どうしたことじゃ」
 ゆかのあなの中から、ドンドン、ドンドンと小判が出てくるのです。
 そして、小判のあとから子ねずみ、母ねずみ、そしてほかのねずみたちも出てきました。
 子ねずみが、小さなあたまをペコリと下げると、いいました。
「おかげさまで、お母さんの病気もすっかりよくなりました。ほんとうにありがとうございました。それと、ねずみのおたからを、ぶじにみがき終えることができました。おれいに、すこしではございますが、この小判をお受けとりください」
と、山のようにつみあげた小判を指さしました。
「なんと、このおたからをわしらにくれるんじゃと」
 それは、おじいさんとおばあさんが二人でくらしていくには、じゅうぶんすぎるほどのおたからでした。
 こうして、おじいさんとおばあさんは、いつまでもなに不自由なく、元気にくらすことができました。
 もちろん、ねこといっしょに、ねずみたちもとてもかわいがったそうです
京都 賃貸よりオススメでした。




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