「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」=「いい字1字」の語呂合わせです。
日本漢字能力検定協会が1995(平成7)年に制定しました。 この日には、全国から募集した、この年の世相を象徴する「今年の漢字」が発表されます。 漢字に関する昔話 寺子屋(てらこや→いまでいう、学習塾 はじめてかよったむすこが、先生から「一、二、三」という字を教わって帰ってまいりました。 家へ帰ると、親父さんにいいました。 「お父っつぁん、もう、先生はいらないよ」 「そいつはまた、どうしてだ」 「それじゃあいうけど、まず一という字は、こう一本ひく。二という字は、こう二本ひく。三という字は、こう三本ひく。何のことはない。かんたんなもんだ。習わなくても、あとは全部わかったよ」 「そうかそうか、えらいもんだ」 親父は、たいへんよろこんで、次の朝になると、用事をいいつけました。 「万八(まんはち)どのをよびたいから、ひとつ、手紙を書いておくれ」 「はい」 むすこは、それから部屋に入ったきり、昼になっても出てきません。 「どうしたのだろう」 と、親父は、むすこの部屋をのぞいて、 「どうじゃ、もう手紙はできたか」 と、きくと、むすこは、 「いいえ、まだまだです。ようやく、五百ばかりひきましたが、万ひくのには、明日まではかかります」 「・・・?」 親父がのぞいてみると、むすこは紙の上に一の字ばかり、いくつもいくつもひいておりました。 バッテリーの日 日本蓄電池工業会(現在の電池工業会)が1985(昭和60)年に「カーバッテリーの日」として制定。1991(平成3)年に「バッテリーの日」と名称を変更しました。 野球のバッテリーの守備位置が数字で1,2とあらわされることから。 この日同会では、セ・パ両リーグから最優秀バッテリー1組ずつを選考し表彰しています。 ダズンローズデー(Dozen Rose Day) ブライダルファッションの第一人者である桂由美さんと内田和子さんが提唱。 12本の薔薇を愛情の印として恋人に贈る日。 児童福祉法公布記念日 1947(昭和22)年のこの日、「児童福祉法」が公布。 翌1948(昭和23)年1月1日から一部規定を除いて施行され、4月1日から全面施行。 京都 賃貸よりオススメでした。
1957(昭和32)年のこの日、それまでの板垣退助の肖像が描かれていた百円札に替って、鳳凰デザインの百円玉が登場しました。
発効当時の百円玉は銀貨で紙幣と併用されましたが、その後、銀相場の変動により、銅75%、ニッケル25%の合金になりました。 ユニセフ創立記念日 日本大衆薬工業協会が2002(平成14)年に制定。 京都 賃貸よりオススメでした。
「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」で始まる「世界人権宣言」が、1948(昭和23)年のこの日、パリで行われた第3回国連総会で採択されました。
それを記念して1950(昭和25)年の国連総会で記念日になりました。 ノーベル賞授賞式 森永乳業が制定。 京都 賃貸よりオススメでした。
東京・神楽坂近くにある「漱石山房」が漱石終焉の地です。
小さな公園になっており、猫塚なるものもあります。 1916(大正5)年12月9日、夏目漱石は49歳で永遠の眠りにつきました。 ねこに関する昔話 むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがくらしていました。 ある日のこと、おじいさんが山の畑で草とりをしていると、草むらに一ぴきの子ねこを見つけました。 「おおっ、かわいそうに。はらをすかせとるようじゃな。どれ、いっしょにうちに帰ろうな」 山でひろった子ねこを、おじいさんとおばあさんは、まるで自分の子どものように、だいじにだいじにかわいがりました。 ある日のこと、納屋(なや→ものおき)の中で、なにやらへんな音がするのに気がついたねこが、納屋へはいっていきました。 ♪それやれ、みがけやみがけ、ねずみのおたから。 ♪つゆのしっけをふきとばせ。 ♪それやれ、みがけやみがけ、ねずみのおたから。 ♪みがいてみがいて、ピッカピカ。 納屋のゆかにある小さなあなから、ねずみたちの歌う声が聞こえてきます。 つぎの日も、ねこは納屋にはいってみました。 すると、キョロキョロまわりを見まわしているねずみを見つけました。 ねずみは、ふくろからこぼれた豆をひろおうとしています。 そのとたん、ねこはねずみにとびかかっていきました。 「ひゃ?っ!」 おどろいたねずみは、いまにもなきそうな声でいいました。 「おねがいです。どうかわたしを見のがしてください。わたしたちねずみは、ねずみのおたからをみがかなくてはなりません。これはたいへんなしごとなんです。つかれがたまったのか、お母さんが病気でたおれてしまったのです。それで、お母さんにえいようをつけさせようと、豆をさがしに出てきたところです。お母さんが元気になったら、わたしはあなたに食べられに出てきます。それまでどうか待ってください」 「・・・・・・」 ねこはねずみをはなしてやりました。 「ありがとうございます。やくそくはかならず守りますから」 子ねずみがあなの中へ帰ってしばらくすると、ねずみたちの前に、豆がバラバラとおちてきました。 おどろいて顔をあげてみると、なんと、ねこが、一つぶ一つぶ、豆をあなから落としているのです。 子ねずみは、豆をお母さんにわたすと、ねこの前に出ていいました。 「ねこさん、ありがとう。これでお母さんも元気になることでしょう。さあ、やくそくどおり、わたしを食べてください」 しかしねこは、もっていたのこりの豆を子ねずみの前におくと、そのまま納屋から出ていってしまいました。 「ありがとう。ねこさん」 ねずみの目から、なみだがポロリとこぼれました。 それから何日かたった、ある日のこと。 納屋のほうから、チャリン、チャリンという音がします。 納屋の戸を開けたおじいさんとおばあさんは、目をまるくしました。 「これは、どうしたことじゃ」 ゆかのあなの中から、ドンドン、ドンドンと小判が出てくるのです。 そして、小判のあとから子ねずみ、母ねずみ、そしてほかのねずみたちも出てきました。 子ねずみが、小さなあたまをペコリと下げると、いいました。 「おかげさまで、お母さんの病気もすっかりよくなりました。ほんとうにありがとうございました。それと、ねずみのおたからを、ぶじにみがき終えることができました。おれいに、すこしではございますが、この小判をお受けとりください」 と、山のようにつみあげた小判を指さしました。 「なんと、このおたからをわしらにくれるんじゃと」 それは、おじいさんとおばあさんが二人でくらしていくには、じゅうぶんすぎるほどのおたからでした。 こうして、おじいさんとおばあさんは、いつまでもなに不自由なく、元気にくらすことができました。 もちろん、ねこといっしょに、ねずみたちもとてもかわいがったそうです。 障害者の日 国際障害者年の1981(昭和56)年のこの日に開催された総理府(現在の内閣府)主催の中心記念事業「広がる希望の集い」で制定。厚生省(現在の厚生労働省)が実施。 1975(昭和50)年、国連総会で「障害者の権利宣言」が採択されました。 国際腐敗防止デー 2003(平成15)年のこの日、「国連腐敗防止条約」が調印されました。 公務員等による贈収賄・横領などの汚職・腐敗行為の防止の為の日です 京都 賃貸よりオススメでした
東京・神楽坂近くにある「漱石山房」が漱石終焉の地です。
小さな公園になっており、猫塚なるものもあります。 1916(大正5)年12月9日、夏目漱石は49歳で永遠の眠りにつきました。 ねこに関する昔話 むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがくらしていました。 ある日のこと、おじいさんが山の畑で草とりをしていると、草むらに一ぴきの子ねこを見つけました。 「おおっ、かわいそうに。はらをすかせとるようじゃな。どれ、いっしょにうちに帰ろうな」 山でひろった子ねこを、おじいさんとおばあさんは、まるで自分の子どものように、だいじにだいじにかわいがりました。 ある日のこと、納屋(なや→ものおき)の中で、なにやらへんな音がするのに気がついたねこが、納屋へはいっていきました。 それやれ、みがけやみがけ、ねずみのおたから。 つゆのしっけをふきとばせ。 それやれ、みがけやみがけ、ねずみのおたから。 みがいてみがいて、ピッカピカ。 納屋のゆかにある小さなあなから、ねずみたちの歌う声が聞こえてきます。 つぎの日も、ねこは納屋にはいってみました。 すると、キョロキョロまわりを見まわしているねずみを見つけました。 ねずみは、ふくろからこぼれた豆をひろおうとしています。 そのとたん、ねこはねずみにとびかかっていきました。 「ひゃ?っ!」 おどろいたねずみは、いまにもなきそうな声でいいました。 「おねがいです。どうかわたしを見のがしてください。わたしたちねずみは、ねずみのおたからをみがかなくてはなりません。これはたいへんなしごとなんです。つかれがたまったのか、お母さんが病気でたおれてしまったのです。それで、お母さんにえいようをつけさせようと、豆をさがしに出てきたところです。お母さんが元気になったら、わたしはあなたに食べられに出てきます。それまでどうか待ってください」 「・・・・・・」 ねこはねずみをはなしてやりました。 「ありがとうございます。やくそくはかならず守りますから」 子ねずみがあなの中へ帰ってしばらくすると、ねずみたちの前に、豆がバラバラとおちてきました。 おどろいて顔をあげてみると、なんと、ねこが、一つぶ一つぶ、豆をあなから落としているのです。 子ねずみは、豆をお母さんにわたすと、ねこの前に出ていいました。 「ねこさん、ありがとう。これでお母さんも元気になることでしょう。さあ、やくそくどおり、わたしを食べてください」 しかしねこは、もっていたのこりの豆を子ねずみの前におくと、そのまま納屋から出ていってしまいました。 「ありがとう。ねこさん」 ねずみの目から、なみだがポロリとこぼれました。 それから何日かたった、ある日のこと。 納屋のほうから、チャリン、チャリンという音がします。 納屋の戸を開けたおじいさんとおばあさんは、目をまるくしました。 「これは、どうしたことじゃ」 ゆかのあなの中から、ドンドン、ドンドンと小判が出てくるのです。 そして、小判のあとから子ねずみ、母ねずみ、そしてほかのねずみたちも出てきました。 子ねずみが、小さなあたまをペコリと下げると、いいました。 「おかげさまで、お母さんの病気もすっかりよくなりました。ほんとうにありがとうございました。それと、ねずみのおたからを、ぶじにみがき終えることができました。おれいに、すこしではございますが、この小判をお受けとりください」 と、山のようにつみあげた小判を指さしました。 「なんと、このおたからをわしらにくれるんじゃと」 それは、おじいさんとおばあさんが二人でくらしていくには、じゅうぶんすぎるほどのおたからでした。 こうして、おじいさんとおばあさんは、いつまでもなに不自由なく、元気にくらすことができました。 もちろん、ねこといっしょに、ねずみたちもとてもかわいがったそうです。 障害者の日 国際障害者年の1981(昭和56)年のこの日に開催された総理府(現在の内閣府)主催の中心記念事業「広がる希望の集い」で制定。厚生省(現在の厚生労働省)が実施。 1975(昭和50)年、国連総会で「障害者の権利宣言」が採択されました。 国際腐敗防止デー 2003(平成15)年のこの日、「国連腐敗防止条約」が調印されました。 公務員等による贈収賄・横領などの汚職・腐敗行為の防止の為の日です 京都 賃貸よりオススメでした |
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