完成した2つの建物の外観。奥のL字型の建物が「ヒューリックレジデンス茗荷谷」
ヒューリック(株)は12日、賃貸マンション「ヒューリックレジデンス茗荷谷」(東京都文京区、総戸数77戸)が完工し、2010年3月に完工した奈良県養徳学舎と合わせ奈良県養徳学舎整備事業が完了したと発表した。
同事業は、老朽化した奈良県養徳学舎の建替えと同時に、敷地余剰部分を民間事業者が50年間定期借地し、収益施設を建設・運営するPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業。奈良県が実施した公募型プロポーザルで、同社を代表企業とする、(株)淺沼組、近鉄ビルサービス(株)からなるグループが、08年10月に優先交渉者として選定され、事業を推進してきたもの。
同マンションは東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅徒歩7分に立地。敷地面積約1,400平方メートル、延床面積約4,000平方メートル、地上7階地下1階建て。間取りは1K?3LDK(25?76平方メートル)。(株)コスモスイニシアに一括賃貸する。
また、奈良県養徳学舎は、敷地面積約600平方メートル、延床面積約1,400平方メートル、地上4階地下1階建て。50寮室と舎監室からなる。
環境への配慮として、エントランス部、廊下、階段などの共用部にLED照明を採用し、低層部の屋上に約5.5kwのソーラーパネルを設置した。これにより、年間CO2 排出量約9tを削減できる。
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