2010年5月11日(火) 08時25分13秒 |
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毎年この日、岐阜県・長良川で「鵜飼い開き」が行われます。 松明の非でアユをおびき寄せ、飼い慣らした鵜を使ってそれを捕る、古式漁法の初日です。鵜飼いは10月15日まで連夜行われます。 ただし、満月の日は除外されます。
2010年5月10日(月) 08時24分39秒 |
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気象庁の外郭団体である気象協会が1950(昭和25)年のこの日に設立され、業務を開始しました。 NHKテレビへの天気図、解説図などの提供、177天気予報サービスなどを経て、1966(昭和41)年4月、日本気象協会として統合されました。
2010年5月 9日(日) 08時17分37秒 |
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日本アイスクリーム協会が1965(昭和40)年に制定しました。 1869(明治2)年、町田房蔵が横浜の馬車通りに開いた「氷水屋」で、日本初のアイスクリーム「あいすくりん」を製造・販売したのがこの日です。 1人前の値段は2分(現在の8000円相当)で、一般に普及し始めたのは30年後でした。
2010年5月 8日(土) 08時27分12秒 |
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1828(文政11)年5月8日は国際赤十字の創始者アンリ・デュナンの誕生した日です。 1948(昭和23)年、ストックホルムで開催された第20回赤十字社連盟理事会でこの日が記念日に決定されました。 彼の祖国はスイスですが、赤十字の旗はスイスに敬意を表した白地に赤十字です。
2010年5月 6日(木) 08時53分47秒 |
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「ゴ(5)ム(6)」の語呂合わせから、ゴム製品のPRを目的に制定されました。 ゴムの木を植えてからゴム生産用の樹液(ラテックス)を採取するまでに5年くらいかかるといいます。 その後、ゴムの木は廃材として焼却されていますが、現在は再利用が進められています。
ゴムに関する昔話
むかしむかし、ピアンというはたらきもののお百姓がいました。 ピアンは小人のように小さかったですが、いっしょうけんめい畑しごとをしたので、ピアンのつくるやさいはおいしいと、みんなの評判でした。 ところが、ある朝のことです。 ピアンがカボチャ畑へいってみると、きのうまでみごとになっていたたくさんのカボチャが、さんざんにあらされています。 「ああ。だれが、こんなイタズラをしたんだ? 神さま。こんなイタズラをしたやつを、こらしめてください!」 ピアンは、神さまにたのみました。 そして家へかえってから、ふと、いいことを思いつきました。 「そうだ。カボチャ畑にかかしを立てて、イタズラをしにきたやつをおどしてやろう」 ピアンは、大きなかかしをつくりました。 でも、かかしだけでは、おどろかないかもしれません。 「こらしめのために、かかしに生ゴムをぬりつけてやろう。そうすれば、イタズラをしたやつは、かかしにぬった生ゴムがくっついて、はなれなくなるだろう」 ピアンはそう考えると、チューインガムのようにベタベタする生ゴムを、たっぷりとかかしにぬりつけました。 そして、そのかかしをカボチャ畑のまん中に立てました。 「はてな? あれはなんだろう?」 そのようすを見ていたのが、森の中から出てきたのは、イタズラもののサルです。 ふしぎそうにかかしを見ていましたが、だんだん、バカらしくなってきました。 かかしは人間のように着物をきていても、人形のようにジッとしていて、ピクリとも動かないからです。 「ようし。こうしてやれ」 イタズラもののサルは、ピシャンと、かかしを手でたたきました。 すると、生ゴムがベッタリと手について、はなれなくなりました。 「ええい、こんちくしょう」 サルは、かかしを足でけとばしました。 すると、足もかかしにひっついて、いよいよ動けなくなりました。 「あーん、あーん、あーん。たすけてくれえ。たすけてくれえ」 サルは、なきだしました。 それを、かくれていたピアンがつかまえました 「さあ、つかまえたぞ。イタズラザルめ。おまえがやったんだな!」 「キッキー。おゆるしください。ピアンさま。もう二度とイタズラはいたしません」 「ふん。そんなことで、だまされるもんか。きさまのようなやつは、こうしてやる」 ピアンは、サルをたたこうとしました。 でも、サルがあんまりあやまるので、心のやさしいピアンは、サルがかわいそうになりました。 「よし。もう二度としないというのなら、ゆるしてやろう」 「ありがとうございます。ピアンさま。お礼に、おっしゃることならなんでもいたします」 「ふん。大きなことをいうな。・・・でもそれなら、このわしを、お金持ちにしてみせられるか?」 ピアンは、からかっていったのですが、 「はい。おやすいご用です」 サルはそういうと、すぐ森の中へかえっていきました。 「おもしろいサルだ。このわしを金持ちにしてやるなんて」 ピアンは、サルのいうことなどあてにはしていませんでしたが、サルのほうは本気(ほんき)です。 森のおくのおくにある、鬼のお城まではしっていくと、 「た、た、たいへんだあー!」 と、さけびながら、お城の門の前で穴をほりはじめました。 「なんだ。サルめ。なにをあわてて、穴などほっておるのじゃ?」 鬼たちがききました。 「そんなのんきなことをいっているときではありませんよ。となりの国の兵隊が、百頭のゾウにのってせめてくるんですよ。だからふみつぶされないようにと、穴をほってかくれるつもりなのです」 サルが、でたらめをいったので、鬼のお城はたいへんなさわぎになりました。 みんな、おおあわてです。 「百頭も、ゾウにせめてこられてはたまらない。おれたちも、サルのように穴をほってかくれよう」 「いや、いまから穴などほってはまにあわん。それよりも、お城の井戸の中へかくれよう」 鬼たちは、みんなで井戸へとびこみました。 「よし。みんなとびこんだようだぞ」 サルは、いちばんさいごにとびこんだ鬼のあとから、いそいで重い石のふたを井戸にかぶせました。 「さあ、これでもう出られないぞ。ピアンさまをおむかえにいこう」 サルは、鬼のお城の倉(くら)から、きれいな大きな着物をだしました。 鬼のおかしらがきる、金色にピカピカと光る着物です。 「そうだ。ピアンさまにのっていただくゾウにも、かざりをしよう」 サルはゾウのからだを、うつくしい宝石をかざりました。 サルはそのゾウをつれて、ピアンのうちまでむかえにいきました。 「ピアンさま。ピアンさま。おやくそくしたとおり、ピアンさまをお金持ちにしてさしあげますよ。さあ、わたくしといっしょに、森のお城へおいでください」 ピアンは、どんなにおどろいたことでしょう。 「ではピアンさま。この着物をおめしください」 「こんな大きな着物はブカブカで、きられやしないよ」 でも、サルがその着物をピアンにきせるとどうでしょう。 ピアンのからだは、ふつうの人のように大きくなりました。 それは、魔法の着物だったのです。 「これはおどろいた。まるで夢でもみているようだ」 「いいえ、夢ではありません。ピアンさまのやさしい心がこうさせたのでございます。さあ、森のお城へまいりましょう」 ピアンは森のお城で、一生幸せにくらしました。
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