毎月第一日曜日はみかんの日ですが、「いいみっか」の語呂合わせで旬の11月3日を特別に記念日として全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が制定しました。
みかんはその昔、紀州みかんが主要種でしたが、現在は温州みかんが各地で栽培されています。 みかんの出る昔話 むかしむかし、ある若者が、お寺で観音様(かんのんさま)にお願いをしました。 「どうか、お金持ちになれますように」 すると、観音様が言いました。 「ここを出て、はじめにつかんだものが、お前を金持ちにしてくれるだろう」 「ほんとうですか。ありがとうございます!」 喜んだ若者は、お寺を出たとたん、スッテンと転びました。 そしてそのひょうしに、一本のわらしべ(稲の穂の芯)をつかみました。 「ややっ、観音様がおっしゃった、はじめにつかんだものって、これのことかなあ? とても、これで金持ちになるとは思えないが」 男は首をひねりながら歩いていると、プーンと一匹のアブが飛んできました。 男はそのアブを捕まえると、持っていたわらしべに結んで遊んでいました。 すると、向こうから立派なくるまがやってきて、中に乗っているこどもが言いました。 「あのアブが欲しいよう」 「ああ、いいとも」 男はこどもにアブを結んだわらしべをあげると、家来のものが、お礼にミカンを三つくれました。 また歩いていると、道ばたで、女の人が、くるしんでいます。 「どうしました?」 「の、のどがかわいて。・・・水はありませんか?」 「水はありませんが、そのかわりに、このみかんをどうぞ」 女の人はミカンを食べて、元気になりました。 そしてお礼にと、うつくしい布をくれました。 男がその布を持って歩いていると、馬が倒れて困っている男の人がいました。 「どうしました?」 「馬が病気で倒れてしまった。町に行って布と交換する予定だったのに。今日中に布を手に入れないと、困るのです」 「では、この布と馬をこうかんしてあげましょうか?」 若者が言うと、男の人は大喜びで布を持って帰りました。 若者が馬に水をやったり体をさすったりすると、馬はたちまち元気になりました。 よく見ると、大変立派な馬です。 その馬をつれて、また若者が歩いていると、今度は引っ越しをしている家がありました。 そしてそこの主人が、若者の立派な馬を見て言いました。 「急に旅に出ることになって、馬が必要なのじゃが、その馬をわしの家や畑と交換してもらえないかね」 こうして、若者は立派な家と広い畑をもらって、大金持ちになりました。 一本のわらしべから大金持ちになったので、みんなはこの若者を、わらしべ長者と呼びました。 文化の日 まんがの日 日本レコード協会(RIAJ)が1957(昭和32)年に制定。 1954(昭和29)年、東宝の怪獣映画「ゴジラ」の第1作目が封切られました。 日本アロマ環境協会が制定。 日本皮革産業連合会が制定。 いいお産の日 晴れの特異日 京都 賃貸よりおススメでした。 「11月3日 みかんの日(京都でのお部屋探しは京都 賃貸.com)」へのトラックバックURL(0) http://www.kyoto-chintai.com/mt/tb-mt.cgi/1621 |
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