1686(貞享3)年のこの日、華氏温度目盛り(°F)を定めたドイツの物理学者ファーレンハイトが誕生しました。
華氏温度はアメリカなどで使われています。 華氏温度(°F)を摂氏温度(℃)に換算する公式は、C=5(F?32)÷9です。 温度に関する昔話 ある店で、田舎から出てきたばかりの男をやといました。 主人は、仕事をいろいろとおしえ、客へのあいさつは、とくにていねいにするようにと、おしえました。 あるとき、越前の国(えちぜんのくに→福井県)から客がやってまいりました。 男は、さっそく、客の前へ出ると、 「これはこれは。お寒い時分(じぶん)に、ようおいでなさいました。今年は、こちらも雪がおおく、お国もこの分では、さぞかし大雪でございましょう」 と、あいさつをすると、 「よしよし。よいあいさつができたな。これからも、そのちょうしでな」 主人に大そうほめられました。 それから半年たった夏に、また、越前からこの前の客がやってまいりました。 男はさっそく、 「これはこれは。おあつい時分に、ようおいでなされました。今年は、こちらもひどいあつさでございます。お国も、この分では、大火事でございましょう」 種痘(しゅとう)記念日 種痘(しゅとう)とは、天然痘の予防接種のことで、ワクチンをY字型の器具(二又針)に付着させて上腕部に刺し、円形の傷を付けて皮下に接種することです。 古くから西アジアや中国では、天然痘患者のうみを健康な人に接種して軽度の天然痘を起こさせて免疫を得る方法があり、日本でも秋月藩の藩医だった緒方春朔が1790年に天然痘のかさぶたの粉末を接種する方法を行っていましたが、広く普及したのは1796年にイギリスの外科医ジェンナーがおこなった方法です。 ジェンナーは、乳絞りの女性から牛痘にかかると天然痘にかからない事を聞き、牛痘にかかった乳絞りの女性サラ・ネルムズの手の水疱からとった膿を、近所に住んでいた8歳の男児フィップスの腕に接種しました。 10日後に発症しましたがすぐに治癒し、その後天然痘を接種しても感染しませんでした。 この実験は学会には認められませんでしたが、ジェンナーは貧しい人たちに無料で種痘の接種を行い、次第に認められるようになりました。 天然痘による死亡者は劇的に減少し、1979(昭和54)年10月末に世界保健機構(WHO)によって根絶が確認されました。 京都 賃貸よりオススメでした。
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