イギリスを出発し、ニューヨークを目指して航行していたイギリスの豪華客船「タイタニック号」が、1912(明治45)年のこの日、ニューファンドランド島の沖で氷山と衝突し沈没しました。
2000人を超える乗客・乗組員のうち約1500人が犠牲になりました。 このときにタイタニック号から発せられたSOS信号が世界で初めてのSOS信号といわれています。 沈没に関する昔話 むかしむかし、おじいさんの家のうら山に、タヌキが住んでいました。 タヌキは悪いタヌキで、おじいさんが畑ではたらいていますと、 「やーい、ヨボヨボじじい。ヨボヨボじじい」 と、悪口をいい、夜になると、おじいさんの畑からイモをぬすんでいきます。 おじいさんは、タヌキのいたずらにがまんできなくなり、畑にワナをしかけてタヌキをつかまえました。 そして、タヌキを家の天井につるすと、そのまま畑仕事にでかけました。 おじいさんがいなくなると、タヌキは人のよいおばあさんに言いました。 「おばあさん、わたしは反省しています。もう悪いことはしません。つぐないに、おばあさんの肩をもんであげましょうか?」 「だめだよ。そんなことを言って、逃げるつもりじゃあないのかい?」 「では、タヌキ秘伝(ひでん)の、まんじゅうを作ってあげましょう。とってもおいしいので、おじいさんがよろこびますよ。もちろん、つくりおわったら、また、天井につるしてもかまいません」 そういうので、おばあさんはタヌキのなわをほどいてやりました。 そのとたん、タヌキはおばあさんにおそいかかり、そばにあった棒(ぼう)でおばあさんを殴り殺すと、 「バカなババアめ、タヌキを信じるなんて」 と、言って、うら山に逃げていきました。 しばらくして帰ってきたおじいさんは、たおれているおばあさんを見てビックリ。 オイオイと泣いていますと、心やさしいウサギがやってきました。 「おじいさん、どうしたのです?」 「タヌキのやつが、ばあさんをこんなにして、逃げてしまった」 「あの悪いタヌキですね。おじいさん、わたしがおばあさんのかたきをとってあげます」 ウサギはタヌキをやっつける方法を考えると、タヌキをしばかりに誘いました。 しばかりの帰り道、ウサギは火打ち石で『カチカチ』と、タヌキのしばに火を付けました。 「ウサギさん、今の、『カチカチ』と言う音はなんだい?」 「この山はカチカチ山さ。だからカチカチというのさ」 しばらくすると、タヌキのしばが、『ボウボウ』と燃え始めました。 「ウサギさん、この『ボウボウ』と言う音はなんだい?」 「この山はボウボウ山さ、だからボウボウというのさ」 「ふーん」 そのうち、タヌキの背負ったしばは、大きく燃えだしました。 「なんだか、あついな。・・・あつい、あつい、助けてくれー!」 タヌキは背中に、大やけどをおいました。 次の日、ウサギはとうがらしをねって作った塗り薬をもって、タヌキの所へ行きました。 「タヌキくん、やけどの薬を持ってきたよ」 「ありがたい、背中が痛くてたまらないんだ。はやくぬっておくれ」 ウサギはタヌキの背中のやけどに、とうがらしの塗り薬をぬりました。 「うわーっ! いたい、いたい! この薬はとってもいたいよ!」 「がまんしなよ。よく効く薬は痛いもんだ」 そう言って、もっとぬりつけました。 しばらくして、タヌキの背中が治ったので、ウサギはタヌキを釣りに誘いました。 「タヌキくん、舟をつくったから、海へ釣りに行こう」 「それはいいな。よし、行こう」 海に行きますと、二せきの舟がありました。 「タヌキくん、ぼくは白いから、この白い舟。きみは茶色いから、こっちの舟だよ」 ウサギは、木でつくった白い舟に乗りました。 タヌキは、泥でつくった茶色い舟に乗りました。 二せきの船は、どんどんと沖へ行きました。 「タヌキくん、どうだい、その舟の乗り心地は?」 「うん、いいよ。ウサギさん、舟をつくってくれてありがとう。・・・あれ、なんだか水がしみこんできたぞ」 泥で出来た舟が、だんだん水に溶けてきたのです。 「うわーっ、助けてくれ! 船がとけていく!」 大あわてのタヌキに、ウサギが言いました。 「ざまあみろ、おばあさんを殺したバツだ」 タヌキの泥舟はぜんぶとけてしまい、タヌキはそのまま海の底に沈んでいきました。 他の記念日 良い年の日 パートナーデー フレンドリーデー 京都 賃貸よりオススメでした。 「4月14日 SOSの日(タイタニック号の日)(京都でのお部屋探しは京都 賃貸.com)」へのトラックバックURL(0) http://www.kyoto-chintai.com/mt/tb-mt.cgi/1302 |
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