1871(明治4)年、東京九段の招魂社(靖国神社)で、フランスの「スリエサーカス」が日本で初めて洋風のサーカスを興行したのがこの日です。
本格的なサーカスが来日したのは1886(明治19)年のチャリネ曲馬団でした。 見世物に関する昔話 両国の広小路で、クマの見せ物をやっている、じいさんがおりました。 見せ物には、なによりお天気が第一です。 それが、このところ、ずっとお天気続き。 おかげで、まい日、大入り満員。 じいさんは、すっかりよろこんで、自分も出入り口にあらわれて、 「さあ、クマだ、クマだ。日本一の大グマだ。江戸では、初めてのおめみえ。そーれ、よってらっしゃい、見てらっしゃい」 大声をはりあげて、お客をよんでいました。 ところが、このじいさん、とつぜんの病気で床につくと、きゅうに容態がかわって、もはや、息をひきとるばかりとなりました。 それなのに、大声をあげて、 「クマだ、クマだ。日本一の大グマだー!」 と、どなってばかり。 念仏などは、ひとこともとなえません。 ああ、こんなことでは、後生(ごしょう→死んでから生まれ変わること)が悪かろうと、ばあさんは、とんとこまりはて、 「さあ、おまえさん。もうすぐ、おむかえがくるんだよ、なむあみだぶつの一つぐらいは、となえるものじゃ」 いくらばあさんが、いってきかせても、じいさんは念仏どころか、 「クマだ、クマだ」 と、わめくばかり。 まくらもとに集まった、身うちの者も、口ぐちに念仏をすすめますが、じいさんは、 「クマだ、クマだ」 の一点ばりで、どうすることもできません。 このようすを見た医者が、 「どれ、わたしが、念仏をいわせてみせましょう」 と、じいさんの耳に口をよせて、 「じいさん、明日は大雨だぞ」 と、いうと、じいさん、きゅうにしゅーんとなって、 「ああ、なむあみだぶつ、なむあみだぶつ」 他の記念日 原子力の日 科学技術庁(現在の文部科学省)が1964(昭和39)年に制定。 1963(昭和38)年、茨城県東海村の日本原子力研究所で、日本初の原子力発電が行われました。 また、1956(昭和31)年のこの日には日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟しました 青汁の日 アサヒ緑健が制定。 10をアルファベットのIOに見たてて「青」と読み、26を「汁」と読む語呂合せ。 柿の日 全国果樹研究連合会が2005(平成17)年に制定。 1895(明治28)年のこの日、俳人・正岡子規が「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだ事から。 きしめんの日 愛知県製麺工業協同組合が制定。 食欲の秋の10月と、きしめんはつるつる感が特徴であることから「2(つ)6(る)」の語呂合せ。 京都 賃貸よりオススメでした。
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