外務省と国際協力事業団(JICA)が1987(昭和62)年に制定しました。
1954(昭和29)年、国際協力の第一歩として、途上国への技術協力のために国際協力組織「コロンボプラン」に加盟した日で、この日から1週間は国際協力週間となっています。 協力に関する昔話 むかしむかし、カキの種を拾ったサルが、おいしそうなおにぎりを持ったカニに、ばったり出会いました。 サルはカニのおにぎりが欲しくなり、カニにずるいことを言いました。 「このカキの種をまけば、毎年おいしい実がなるよ。どうだい、おにぎりと交換してあげようか?」 「うん、ありがとう」 カニは大喜びで家に帰り、さっそく種をまきました。 そして、せっせと水をやりながら、 ♪早く芽を出せ、カキの種 ♪早く芽を出せ、カキの種 ♪出さねばはさみで、ほじくるぞ するとどうでしょう。 さっきまいた種から芽が出てきて、ぐんぐん大きくなりました。 ♪早く実がなれ、カキの木よ ♪早く実がなれ、カキの木よ ♪ならねばはさみで、ちょん切るぞ こんどはカキの木に、たくさんのカキが実りました。 ところが、カニは木登りが出来ません。 「どうしよう」 困っていると、さっきのサルがやってきました。 「ありゃ、もうカキが実ったのか。よしよし、おいらが代わりにとってやろう」 サルはするすると木に登ると、自分だけ赤いカキの実を食べ始めました。 「ずるいよサルさん、わたしにもカキを下さい」 「うるさい、これでもくらえ!」 サルはカニに、まだ青くて固いカキの実をぶつけました。 「いたい、いたい、サルさんずるい」 カニは大けがをして、家に帰りました。 そして、見舞いに来た友達の臼(うす→もちをつくるどうぐ)とハチとクリにその事を話しました。 話を聞いたみんなは、カンカンに怒りました。 「ようし、みんなであのサルをこらしめてやろう」 みんなはさっそくサルの家に行き、こっそり隠れてサルの帰りを待ちました。 「おお、さむい、さむい」 ふるえながら帰ってきたサルが、いろりにあたろうとしたとたん、いろりに隠れていたクリがパチーンとはじけて、サルのお尻にぶつかりました。 「あちちちっ、水だ、水」 お尻を冷やそうと水瓶(みずがめ)のところへ来ると、水瓶に隠れていたハチにチクチクと刺されました。 「いたいっ、いたいよう、たすけてぇー」 たまらず外へ逃げ出すと、屋根の上から大きな臼が落ちてきました。 「ドスーン!」 「わぁー、ごめんなさい、もう意地悪はしないから、ゆるしてくださーい!」 それから、改心したサルはみんなと仲良くなりました。 京都 賃貸よりオススメでした。
「10月6日 国際協力の日(京都でのお部屋探しは京都 賃貸.com)」へのトラックバックURL(0) http://www.kyoto-chintai.com/mt/tb-mt.cgi/905 |
|