1974(昭和49)年のこの日、オカルトブームの火付け役となったアメリカ映画「エクソシスト」が日本で初公開されたことから、オカルト記念日といわれています。
ちなみに、エクソシストとは、「悪魔払い師」のことです。
この映画では、少女の首が回転するシーンが特に話題になりました。
また、「エクソシスト」とならんで有名なホラー映画に「13日の金曜日」があります。
映画の題名にもなった13日の金曜日は、一般的に不吉な日とされています。
その理由として有名なのが、
「イエス・キリストが処刑されたのが13日の金曜日で、その日はキリスト教徒にとって忌(い)む日である」
と、いうものですが、キリスト教ではその日を金曜日とだけつたえており、その日付は定まっていません。
ではなぜ、13日の金曜日が不吉な日とされているかというと、それには次のような説があります。
・13と言う数字は、キリストの最後の晩餐(ばんさん)に13人の人がいたことから、不吉な数字とされており、その13とキリストが処刑された金曜日を組み合わせて、より不吉な日とした。
・北欧神話で12人の神が祝宴をしていたとき、招かれざる13人目の客のロキ(Loki)が乱入してきて、人気者のバルドルを殺してしまったので、13は不吉な数字であり、さらに魔女が毎週金曜日に悪事をたくらんでいたことから、その両方を組み合わせて、より不吉な日とした。
・イヴによるアダムの誘惑が、13日の金曜日。
・大洪水からノアが脱出した日が、13日の金曜日。
・バベルの塔が壊されたのが、13日の金曜日。
・フィリップ4世がフランス全土において、キリストの騎士とよばれるテンプル騎士団のメンバーたちを一斉に逮捕したのが、1307年10月13日の金曜日。
悪魔の昔話
むかし、むかし、ある村にお百姓がいました。
お百姓は、一ぴきのウシを、かっています。
春になると、そのウシを牧場につれていって、おいしい草をたくさんたべさせるのです。
そして、
「神さま。いつも、わしらをおまもりくださって、ありがとうございます。ことしも、このウシに、草をたっぷり、たべさせてやってくださいまし」
と、おいのりしました。
それを、一ぴきの悪魔が、しげみのかげから聞いていました。
「けしからん。人間てやつは、なんでもかんでも、うまくいくと、神さまにお礼をいう。ところがだ、わるい事がおきると、きまって、おれたち悪魔のせいにする。・・・くやしいな、おれみたいに、いい悪魔もいるっていうのに。ちくしょうめ、見ていろ」
それから、三日、たちました。
お百姓のウシが、沼におちて、でられなくなりました。
それを見ると、お百姓は、
「ひどいことをしやがる! また、悪魔のやつのいたずらだな!」
と、おこりました。
「やっぱり、おれの思っていた、とおりだ」
悪魔は、しげみのかげから、つぶやきました。
お百姓はウシをひっぱりだすために、すぐさま、てつだいの人をよびにいきました。
「よし、いい事をするチャンスだ」
悪魔は、しげみのうしろから、そっと、でてくると、動けなくなったウシを助けてあげました。
「へっへっへっ、こんどこそ、おれも、お礼をいわれるだろう」
と、ニコニコ顔です。
やがて、お百姓が帰ってきました。
ウシが、岸にあがっているのを見ると、お百姓は大喜びでいいました。
「おおっ、神さま。ウシをひっぱりあげてくださって、ありがとうございます」
他の記念日
優生保護法の日
1948(昭和23)年、「優生保護法」(現在の「母体保護法」)が公布されました。
戦前にナチスの「断種法」を元にして制定された「国民優生法」が、戦後の日本の状況にあわせて1948(昭和23)年7月13日に「優生保護法」に改正されました。
この法律により経済的な理由を含めた母性保護のための人工妊娠中絶等が可能となりました
生命尊重の日
医師・法律家・教育者・主婦等で構成される実行委員会が1984(昭和59)年から実施。
1948(昭和23)年、「優生保護法」(現在の「母体保護法」)が公布されました。
「お腹の中から生命が尊重されること」を願って、講演等のイベントが行われます。
日本標準時刻記念日
1886(明治19)年、勅令第51号(本初子午線経度計算方及標準時ノ件)が公布され、1889(明治21)年1月1日から東経135度の時刻を日本の標準時とすることが定められました。
ナイスの日
「ナ(7)イ(1)ス(3)」の語呂合せ。
ナイスなこと、素敵なことを見附ける日。
盆迎え火
盆の初日。
夕方に祖先の精霊を迎える為に、芋殻、麻幹などをを門口で燃やして、煙を焚きます。
京都 賃貸よりオススメでした。