2010年9月29日(水) 08時22分20秒 |
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「くる(9)ふ(2)く(9)」(来る福)の語呂合わせから、日本招き猫倶楽部と愛知県瀬戸観光協会が記念日に制定しました。 この日を中心に、伊勢の「おかげ横丁」の福招き猫際をはじめ、日本各地で記念行事などが開催されます。 右手上げは「金運招来」、左上げは「千客万来」といわれています。
ネコに関する昔話
あるとき、きっちょむさんはまちで、こんなはなしを小耳にはさみました。 「おすの三毛(※ねこの毛色で、白・黒・茶の3色の毛がまじっている、ねこのこと)ねこを、ふねにのせておくと、どんなにひどいあらしにあっても、しずむことがない。それでふなのりは、おすの三毛ねこを、よいねだんでかいとるんじゃと。めすはいくらでもおるが、おすの三毛ねこは、めったにおらんからのう」 きっちょむさんはしめたとおもって、はまのふなのりのところへいくと、 「わしのうちには、おすの三毛ねこより、もっとめずらしい、十七毛のおすねこがおるわい」 へんなじまんをしていました。 「ほう、十七毛とはめずらしい。ゆずってくれんか」 「いや、うるわけにはいかん。なにしろ、わしのうちのたからものじゃ」 そういわれると、ふなのりは、ますますほしくなって、 「五両だすが、どうだ?」 と、いいました。 「まあ、それほどにいうなら、しかたあるまい。うることはできんが、しばらくかすことにしよう」 そこであくる日、ふなのりは、わざわざ、きっちょむさんのうちをたずねてきました。 「大事にしている物をかりるのだから、だだでは申し訳ない。おれいのしるしに、一両とっておいてくれ」 「せっかくのおこころざしですから、ありがたくいただきましょう。では、おすの十七毛のねこを連れてきますでな」 きっちょむさんは、おしいれから、きたない三毛ねこをつまみだしてくると、ふなのりにいいました。 「よくかぞえてくだされよ。こいつはおすの三毛ねこじゃが、このあいだ、火ののこっているかまどにもぐりこんで、せなかをちょっとヤケドしました。つまり、八毛」 「しかし、きっちょむさん。三毛と八毛をたしても、十一毛にしかならんぞ。十七毛には、まだ六毛たらんのではないかね」 「いやいや。しりのところの毛が、むけておりましょう。つまり無毛(六毛)。三毛と、八毛と、六毛。ぜんぶあわせると、十七毛」 「うーん、こりゃあ、まいった」 ふなのりは、きっちょむさんのとんちに感心すると、ほかのふなのりにも同じはなしで自慢してやろうと、その十七毛ねこを持って、よろこんで帰りました。
2010年9月28日(火) 08時18分15秒 |
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1979(昭和54)年のこの日、日本電気(NEC)がパーソナルコンピューターPC?8000シリーズを発売し、パソコンブームの火付け役となりました。 その後に発売された9800シリーズ、いわゆる「キューハチ」は、その快進撃により市場の6割を確保していました。
2010年9月26日(日) 08時27分37秒 |
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1978(昭和53)年のこの日、東芝の研究室で世界初の日本語ワードプロセッサーの第1号機が誕生しました。 1985(昭和60)年に同社は、日本語ワープロの普及期「Rupo」を99800円で発売しましたが、パソコンの普及によって2000(平成12)年に生産が中止されています。
2010年9月24日(金) 08時29分03秒 |
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1971(昭和46)年のこの日に、「廃棄物処理及び清掃に関する法律」いわゆる「廃棄物処理法」が施行されたことにちなんでいます。 この日から9月30日までは「環境衛生週間」で、廃棄物をできる限り減らして資源再利用に役立てることを目的にしています。
2010年9月22日(水) 08時28分23秒 |
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アメリカ・サンフランシスコに本部を置く海洋自然保護センターが、1985(昭和60)年から実施している記念日です。 この日に近い週末、世界各地で海岸のごみを拾い集め、その数量・種類などを調べ、地球環境への影響を調査しています。 日本でもクリーンアップ全国事務局が中心になり、活動しています。
海岸に関する昔話 ある日、1せきの舟が、のっていたおおぜいの人とともに海にしずんでしまいました。 それを見ていた1人の男が、 「神さまのやりかたはまちがっている! あの船には、ばちあたりな人間が1人のっていただけなのに、その人をばっするために、おおぜいの罪のない人を死なせるなんて、まったくひどい話だ」 と、いいました。 ちょうどその海岸は、アリがたくさんいる場所でしたので、一ぴきのアリがこのうるさい男をちくりと刺しました。 「うっ! アリのくせに人間さまをかみやがって、こうしてくれる!」 すると男は、たった一ぴきのアリが刺しただけなのに、そこにいたアリを残らずひねりつぶしてしまいました。 そのとき、ヘルメスの神があらわれて、男を杖でたたいて、こう言いました。 「どうだ、これでもおまえは、おまえがアリをさばくのと同じように、神が人間をさばくのはけしからんというつもりか」 不幸があったときに、神をののしってはなりません。 それよりも、自分がなにか悪いことをしなかったかどうか、反省することが大切です。
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