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5月18日 国際親善デー(京都でのお部屋探しは京都賃貸.com)

2010年5月18日(火) 08時21分31秒 スタッフブログ
1899(明治32)年、ロシア皇帝ニコライ2世の提唱により、オランダのハーグで第1回平和会議が開催された日です。
 日本を含む26カ国が参加し、「国際紛争平和的処理条約」や「陸戦の法規慣例に関する条約」などが結ばれました。



5月17日 世界電気通信記念日(京都でのお部屋探しは京都賃貸.com)

2010年5月17日(月) 08時26分59秒 スタッフブログ
国際電気通信連合(ITU)が1986(昭和43)年に制定しました。
 1865年のこの日、ITUの前身である万国電信連合が発足しました。
 世界中の国とより速く、より正確に連絡を取る手段として、電気通信の普及と理解を深める日です。



5月16日 旅の日(京都でのお部屋探しは京都賃貸.com)

2010年5月16日(日) 08時22分29秒 スタッフブログ

1689(元禄2)年3月27日(新暦5月16日)、松尾芭蕉が「奥の細道」への一歩を踏み出した日です。
 せわしない現代生活の中で、「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直そうと、日本旅のペンクラブ(旅ペン)が1988(昭和63)年に制定しました。
 観光業界の将来など旅について考える活動をしています。

旅に関する昔話

むかしむかし、オランダの海ぞいに、それはそれはにぎやかな町がありました。
 毎日たくさんの荷物をつんだ船が、出たり入ったりしています。
 お金持の人も、おおぜい住んでいました。
 その中でも一番のお金持は、ある、わかいおくさんでした。
 このおくさんは、ご主人がなくなってからは、一人でくらしていました。
 美しい人でしたが、ただこまったことに、たいへんうぬぼれがつよかったのです。
 おくさんは、たくさんの船を持っていました。
 住んでいる家も、町で一番大きくてりっぱな家でした。
 家のかべには、すばらしい絵がかかっています。
 家中にしいているじゅうたんも、とても上等なものでした。
 食事のときには、金と銀のお皿で食べるのです。
 ある日、おくさんは年とった船長をよんで、
「あなたは、これから世界じゅうをまわってきてください。わたしの船をみんなつれてね。そして、あなたが世界一美しいと思ったもの、世界一とうとい思ったものを持ってきてください。でも、一年したらかならず帰ってきてくださいよ」
と、いいました。
 船長はすぐに、世界一周の旅にでました。
 町の人びとは、それからというもの、
「あの船長は、どんな宝ものを持ってくるだろう?」
と、そればかりはなしあっていました。
 一年がたちました。
 ある日、見はりのものが、
「船が帰ってくるぞー!」
と、さけびました。
 町じゅうの人びとが、船つき場に集まりました。
 わかいおくさんも、むかえにでてきました。
 人びとは、おくさんのために、うやうやしく場所をあけました。
 美しいおくさんの目は、ギラギラとひかっていました。
 船長が、どんな宝ものを持ってきたか、はやく見たくてたまらなかったのです。
 しらが頭の船長は、ボウシを手にして、おくさんの前にすすみでました。
「おくさま、ただいまもどりました」
「あいさつはいいわ。それで、なにを見つけてきてくれましたか?」
「はい。ながいながいあいだ、わたくしは、世界中を旅して、いろいろな宝ものを見ました。しかし、どれもこれも世界一美しいもの、世界一とうといものとは思われませんでした。わたくしは、もうすこしであきらめてしまうところでした」
と、船長はさらに、はなしつづけました。
「ところが、バルト海のある港にはいっていったときのことでございます。穀物(こくもつ)畑が見わたすかぎり、ひろびろとひろがっておりました。ムギの穂(ほ)は、風をうけて波のようにゆれていました。太陽はあたりいちめんに、こがね色の光を投げていました。これを見たとたん、わたくしは穀物(こくもつ)こそ、わたくしたちのまいにちのパンをつくる穀物こそ、世界一美しいもの、世界一とうといものだと思いました。そこで、船いっぱいに小麦をつんでまいりました」
「なんだって!」
 おくさんは、まっかになっておこりました。
「穀物を持ってきたって。バカ! トンマ! そんなことのために、一年も世界を歩きまわったのかい」
 船長は、しずかにこたえました。
「はい。わたくしは一年かかって、ようやく、世界でいちばんたいせつなものは、穀物であることに気がつきました。神さまが、こがね色に波うたせている、あの穀物でございます。あれがなくては、わたくしたちがまいにちたべるパンもつくれません」
「ええい。そんなものは、海にすてておしまい!」
と、おくさんはどなりました。
「それから船長、おまえもいっておしまい。おまえは首にします。おまえの顔なんか、もう二度と見たくない!」
 船長はだまって、どこかへいってしまいました。
 船乗りたちは、穀物を海にすてはじめました。
 そのときとつぜん、やせたしらが頭のおじいさんが、おくさんの前にすすみでました。
 おじいさんは片手をあげて、ひくいけれども、あたりの人にもハッキリと聞こえる声でいいました。
「気をつけなさい。神さまからのいちばんとうといおくりものをすてたりすれば、かならずバチがあたる。よく考えてみなさい。世の中には食べ物がなくて、腹をすかしている貧乏人も、おおぜいいるのだ。お まえさんだって、いつ貧乏になるかもしれない。気をつけなさい」
 美しいおくさんはカラカラと笑って、自分の指から、世にもすばらしい宝石のついた指輪をぬきとりました。
 そしていきなり、それを海の中に投げこんでしまいました。
「ふん! 海はこの指輪を、わたしにかえしてはくれないでしょう。でもわたしは、貧乏にはなりませんよ。さあ、さっさと荷物をすてておしまい」
 こうさけぶと、おくさんは頭を高くあげ、胸をそらせて帰っていきました。
 しばらくして美しいおくさんは、大きなパーティーを開きました。
 そのあたりのお金持の人たちは、のこらず集まってきました。
 宝石はピカピカとかがやき、絹の衣装はキラキラと光りました。
 みんなは、飲んだりたべたり、大さわぎをはじめました。
 そのとき、一人のめしつかいが、大きなお皿をはこんできました。
 お皿には、大きな大きなさかなの丸あげが乗せてありました。
 おくさんはさっそく、さかなを切りはじめました。
 ところが、ひときれ切ったとたん、ビックリして、
「あっ!」
と、さけんだのです。
 みんな、お皿のまわりに集まってきて、さかなを見つめました。
 だれもかれも、あっけにとられて口もきけません。
 さかなのおなかの中には、指輪がキラキラ光っていたのです。
 しばらく前に、おくさんが海の中に投げこんだ、あの指輪だったのです。
 海が指輪を、おくさんにかえしたのです。
 あくる朝、おくさんの船があらしにあって、みんなしずんだという知らせがとどきました。
 でも、これはほんのはじまりで、不幸せなことはつぎからつぎへとつづいて、おくさんはどんどん貧乏になりました。
 こうして、一年がたったときには、わかくて美しくてうぬぼれやのおくさんも、とうとうこじきになってしまったのです。
 おくさんのいた町もさびしくなって、いつのまにかなくなってしまいました。
 穀物の投げこまれた船つき場のあたりは、いまは砂でうまっています。
 もうここには、一そうの船もやってきません。
 一年たつと、そこにムギ畑ができました。
 けれども、この畑のムギの穂は、中がからっぽでした。





5月14日 温度計の日(京都でのお部屋探しは京都賃貸.com)

2010年5月14日(金) 08時51分39秒 スタッフブログ

1686(貞享3)年のこの日、華氏温度目盛り(°F)を定めたドイツの物理学者ファーレンハイトが誕生しました。
 華氏温度はアメリカなどで使われています。
 華氏温度(°F)を摂氏温度(℃)に換算する公式は、C=5(F?32)÷9です。





5月13日 愛犬の日(京都でのお部屋探しは京都賃貸.com)

2010年5月13日(木) 08時13分55秒 スタッフブログ

ジャパンケンネルクラブ(JK)が1994(平成6)年に制定しました。
 1949(昭和24)年のこの日、同クラブの前身である全日本警備犬協会が創立されたのを記念しています。
 この年に開催された第1回の畜犬展覧会では、全国から240頭の犬が参加しました。

愛犬に関する昔話

むかしむかし、ズルタンという年取ったイヌがいました。
 ある日、ズルタンは飼い主のお百姓さん夫婦が、ヒソヒソ話をしているのを聞きました。
「あのイヌは歯が一本もなくて、泥棒もつかまえられない。もう役に立たないから殺してしまおう。むだなめしを食わせるほど、家は金持ちじゃないからね」
 ズルタンは悲しくなって、仲のいいオオカミに会いに行きました。
 すると、オオカミが言いました。
「良い考えがある。明日、おれがあんたの飼い主の子どもをさらうから、追いかけてくるんだ。森の中であんたに子どもをわたしてやるよ。飼い主はあんたがオオカミから子どもの命をすくった思って、きっと大事にしてくれるようになるぜ」
 オオカミの計画は、とてもうまくいきました。
 お百姓さんもおかみさんも、ズルタンを死ぬまでかわいがり、大事にするとちかったのです。
 すっかり楽な暮らしになったズルタンに、今度はオオカミがこんな事をいいました。
「あんたの飼い主のヒツジをさらうけど、この前助けてやったんだから見のがしてくれるよな」
「それはだめだ、ほかの事ならともかく、ヒツジを守るのはワシの仕事だ」
 オオカミはズルタンに腹を立てました。
「よし、あした森に来い。決闘だ! 思い知らせてやるぞ!」
 だけど、オオカミと年寄りのズルタンでは、オオカミの勝ちに決まっています。
 そこでオオカミは、助太刀(すけだち)を一人つけてきてもいいといいました。
 でも、ズルタンの助太刀なってくれるのは、同じ家にすんでいる、三本足のネコしかいませんでした。
 ネコは歩くと足が痛いので、しっぽをピンと高く立てていました。
 オオカミはイノシシに助太刀をたのみ、森の中で待ちかまえていました。
 ところが、ネコのまっすぐなしっぽが長い剣に見えたのでビックリ。
「あいつを甘く見ていたな!」
「だがネコのやつ、いやにゆっくりだな。きっと石をひろいながら近づいてきているんだ」
 怖くなったオオカミとイノシシは、草のしげみに隠れました。
 しかし、イノシシの耳がしげみからはみ出て、ピクピクと動いています。
「あっ、ぼくの大好物のネズミだ!」
 ネコが大喜びでイノシシの耳にかみつくと、イノシシは悲鳴を上げて逃げていきました。
 オオカミはビクビク隠れているところを見られて、とてもかっこわるく思いました。
「歯が一本もなくても、あんたは強いイヌだ。もう、あんたの家のヒツジをおそうことはしないよ」
 ズルタンとオオカミは、また仲直りしました。





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