2010年3月31日(水) 08時16分58秒 |
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1889(明治22)年、エッフェル塔の落成式が行われたのがこの日です。 この塔はパリのシャン・ド・マルスの広場に立つ鉄塔で、建設当時の高さは312.3メートル(旗部を含む)、現在は放送用アンテナが設置されたために、324メートルとなっています。
フランス革命100周年を記念して、同年にパリで行われた第4回万国博覧会に合わせて建設されました。 建設は万博に間に合わせるため、2年2ヶ月という驚異的な速さで行われましたが、徹底した安全管理で、1人の死者も出さなかったそうです。
ちなみに日本のシンボルである東京タワーは、1958年(昭和33年)10月14日に完成した電波塔で、高さは333メートルです。
2010年3月30日(火) 08時30分10秒 |
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1282(弘安5)年のこの日、フランス支配下のシチリアでフランス人の蛮行に対抗した「晩鐘事件」という暴動がありました。 シチリアといえば、ゴット・ファーザー」だけでなく「グラン・ブルー」や「ニュー・シネマ・パラダイス」など多くの映画の舞台となっています。
2010年3月29日(月) 08時25分40秒 |
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1952(昭和27)年のこの日、北海道・阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されました。 阿寒湖のマリモは、1897(明治30)年に当時の札幌農学校(北海道大学)の本科生だった川上瀧彌農学博士によって発見されました。
2010年3月28日(日) 08時13分38秒 |
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今から2000年前、中国の敦煌から砂漠を16日ほど進むと、ロプ・ノール湖のほとりに楼蘭(クロライナ)というシルクロードのオアシス都市がありました。 楼蘭はいつしか荒れ果て、砂漠の中に消えてしまいましたが、1900(明治33)年のこの日、探検家スウェン・ヘディンによって発見されました。
2010年3月27日(土) 08時18分20秒 |
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日本さくらの会が1992(平成4)年に制定しました。 さくらと「3(さ)×9(く)=27」の語呂合わせです。 日本の歴史や文化、風土と深く関わってきた桜を通して、日本の自然や文化について関心を深めてもらうことを目的にしています。 日本さくらの会は学校への作植樹などを行っています。
花に関する昔話
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。 二人は子どもがいなかったので、シロというイヌをとてもかわいがっていました。 ある日、シロが畑でほえました。 「ここほれワンワン、ここほれワンワン」 「おや? ここをほれと言っているのか。よしよし、ほってやろう」 おじいさんがほってみると、 「ややっ、これはすごい!」 なんと、地面の中から大判小判がザクザクと出てきました。 この話を聞いた、となりの欲ばりじいさんが、 「わしも、大判小判を手に入れる。おめえのシロを、わしにかしてくれや」 欲ばりじいさんは、シロを無理矢理畑に連れて行きました。 そして、いやがるシロがキャンキャン鳴いたところをほってみると、くさいゴミがたくさん出てきました。 「この役立たずのイヌめ!」 怒ったよくばりじいさんは、なんと、シロを殴り殺してしまいました。 シロを殺されたおじいさんとおばあさんは、なくなく、シロを畑にうめてやると、棒(ぼう)を立てておはかを作りました。 次の日、おじいさんとおばあさんがシロのおはか参りに畑へ行ってみると、シロのおはかの棒が、ひと晩のうちに大木になっていました。 おじいさんとおばあさんは、その木で臼(うす)を作って、おもちをつきました。 すると、もちの中から宝物がたくさん出てきました。 それを聞いた欲ばりじいさんは、臼を無理矢理(むりやり)かりると、自分の家でもちをついてみました。 しかし、出てくるのは石ころばかりで、宝物は出てきません。 「いまいましい臼め!」 怒った欲ばりじいさんは、臼をオノでたたきわると、焼いて灰にしてしまいました。 おじいさんはせめて灰だけでもと、臼を焼いた灰をザルに入れて持ち帰ろうとしました。 その時、灰が風に飛ばされて、枯れ木にかかりました。 するとどうでしょう。 灰のかかった枯れ木に、まんかいの花が咲(さ)きました。 おじいさんはうれしくなって。 「枯れ木に花を咲かせましょう。パアーッ」 と、いいながら、次々に灰をまいて、枯れ木に美しい花を咲かせました。 ちょうどそこを、お城のお殿さまが通りかかりました。 「ほう、これはみごとじゃ」 お殿様はたいそう喜んで、おじいさんにたくさんのごほうびをあげました。 それを見ていた欲ばりじいさんが、 「おい、その灰は、わしが焼いて作ったものだ、わしによこせ!」 無理矢理(むりやり)に灰を取り上げると、お殿さまに言いました。 「殿さま、この灰はわしの物です。わしが枯れ木に花を咲かせますから、わしにもほうびを下さい。バァーッ!」 欲ばりじいさんは、殿さまの前でたくさん花を咲かせようと、灰をいっせいにまきました。 すると、灰がお殿さまの目に入って、欲ばりじいさんはお殿さまの家来にさんざん殴られました。
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