1958(昭和33)年、南極観測の第2次越冬隊は厚い氷に行く手を阻まれ観測を断念。 1次越冬隊員は救助されたものの、15頭の樺太犬は南極に取り残されました。 しかし、1959年のこの日、タロとジロ、2頭の生存が確認されました。
犬の出てくる昔話
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。 おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。 おばあさんが川で洗濯をしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。「おや、これは良いおみやげになるわ」 おばあさんは大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました。 そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと、中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。「これはきっと、神さまがくださったに、ちがいない」 子どものいなかったおじいさんとおばあさんは、大喜びです。 桃から生まれた男の子を、おじいさんとおばあさんは桃太郎と名付けました。 桃太郎はすくすく育って、やがて強い男の子になりました。 そしてある日、桃太郎が言いました。「ぼく、鬼ヶ島(おにがしま)へ行って、わるい鬼を退治をします」 そして、おばあさんにきび団子を作ってもらうと、鬼ヶ島へ出かけました。 旅の途中で、犬に出会いました。「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」「お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」 犬はきび団子をもらい、桃太郎のおともになりました。 そして、こんどは、サルに出会いました。「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」「お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」 そして、こんどは、キジに出会いました。「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」「お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」 こうして、犬、サル、キジの仲間を手に入れた桃太郎は、ついに鬼ヶ島へやってきました。 鬼ヶ島では、鬼たちが近くの村からぬすんだ宝物やごちそうをならべて、酒盛りの真っ最中です。「みんな、ぬかるなよ。それ、かかれ!」 犬は鬼のおしりにかみつき、サルは鬼のせなかをひっかき、キジはくちばしで鬼の目をつつきました。 そして桃太郎も、刀をふり回して大あばれです。 とうとう鬼の親分が、「まいったぁ、まいったぁ。こうさんだ、助けてくれぇ」と、手をついてあやまりました。 桃太郎と犬と猿とキジは、鬼から取り上げた宝物をくるまにつんで、元気よく家に帰りました。 おじいさんとおばあさんは、桃太郎の無事な姿を見て大喜びです。 そして、三人は宝物のおかげで、しあわせにくらしましたとさ。
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