1894(明治27)年、宮内省式部職付属音楽学校(東京芸術大学)奏音堂で日本で初めてオペラが上演されました。 演目はグノー作曲の「ファウスト」第1幕で、オーストリア大使館職員が出演したと言います。 また、指揮者はドイツ海軍軍楽隊長フランツ・エッケルトでした。
オペラに関する昔話
へたくそな歌手が、朝から晩まで家の中で歌っていました。 家はしっかりした壁でかこまれているので、声がよくひびきました。 それで歌手は、自分がすばらしい声をしている、と思いこみました。 すっかりうぬぼれて、とうとう劇場で歌うことにしました。 ところが、いざステージで歌うと、あんまりへたくそなので、石をぶつけられて追い出されてしまいました。 この歌手と同じように、学校の中では話しかたがじょうずだと思われていた人が、政治家になろうとして、おおぜいの人の前で演説すると、たちまちしどろもどろになってしまうことがあります。
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