この榧の幹は隨心院の裏手に展示されております。隨心院と言えば小野小町が余生を送った所として有名でありますが、この古木は小町に関する伝説「百夜通(ももよがよい)の話」に登場する榧の孫木だとされております。【百夜通伝説】深草少将は小町を慕って、小野の里に、雨の夜も雪の夜も通い続けたが、九十九日目の夜、降る雪と発病により 最後の一夜を前に世を去った。この時、小町は榧(かや)の実にて、数を取り、後に小野の里に播いたといわれています。
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